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弁護士の着服、被害20億円超…後見人悪用も
2015年12月20日 09時03分
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
依頼者らの財産を着服したり、だまし取ったりした弁護士が過去3年間で23人
起訴され、被害総額は20億円超に上ることが、読売新聞の調査でわかった。
背景には弁護士数の拡大や、成年後見人として高齢者の財産を預かる弁護士の
増加があり、23人のうち9人は後見人だった。着服金を返済しないケースも多く、
日本弁護士連合会は弁護士への信頼が崩れかねないとして、被害者に一定額を
給付する救済制度の検討を始めた。
読売新聞は、2013年1月~先月の約3年間に、代理人や成年後見人として扱った
金を着服するなどして起訴された弁護士について調べた。その結果、東京、大阪、兵庫
など13都道府県の弁護士会に所属していた23人が業務上横領罪や詐欺罪で起訴され、
事件数では103件。一部は有罪が確定している。