15/12/08 12:17:30.20 3k9gYdpZ0.net
安倍政権は大企業の業績が回復すれば、
その恩恵は中小零細に回る(トリクルダウン)と主張してきたが、
倒産状況を見る限り、まったく実現していない。
消費税が10%に再増税される17年4月までは、
景気を冷え込ませるような大型倒産は考えにくい。
だがその裏で零細企業はバタバタと倒れていくことになるでしょう。
大企業は救済され、零細は見捨てられる―。
事実アベノミクスは倒産格差を生んでいる。
昨年の倒産件数が1万件を割り込んだことで、
安倍政権からは「24年間で最低」「アベノミクスの成果」なんて声が聞かれた。
だが、その実態は裏で中小企業が次々に廃業や解散など“隠れ倒産”していることが分かった。
東京商工リサーチの「14年の休廃業・解散企業調査」によると、
昨年は2万6999件の休廃業・解散があった。
前年を若干下回ったものの、過去10年間で3番目に多い件数だという。
倒産件数だけを見ていては企業動向の全体像を把握しきれません。
中小企業のなかには、経営者の高齢化や後継者難によって
廃業を選ぶケースもありますが、
業績悪化で廃業を決めざるを得ない場合が多いのです」
(東京商工リサーチ情報部の関雅史氏)