15/12/08 10:36:37.59 SXWT9v300.net
消費支出2カ月連続減…アベノミクスが低下させた生活水準
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
先週27日に公表された家計調査(総務省)を丹念に見ると、
家計がどれほど苦しくなっているかがよ~く分かる。
10月の消費支出(実質)は、前年同月比でマイナス2.4%と2カ月連続で減少した。
「市場予想は前年並みだったので、衝撃の結果でした。円安の影響もあり、食料品の物価は高騰。
家計は節約志向を強めたままです。その傾向がクッキリした調査結果です」
10月の消費者物価指数(CPI)は、全体では0.3%上昇に過ぎないが、
生鮮食品だけを取り出すとナント9.6%上昇だ。財布のヒモが固くなって当然だろう。
消費支出を項目別に見ると、値上がりしても購入量をなかなか減らせない米やパンの支出は増えている。
家庭での料理に欠かせない食用油(油脂)の支出も増加だ。弁当や調理パン、
おにぎりを指す「主食的調理食品」の出費額も増えた。
これだけ節約しても、食料品の値上がりは凄まじく、家計は火の車だ。
全体の消費支出は減らしているのに、食費は減るどころか0.8%増えた。こうなると、
他の支出を極力抑えるしかない。洋服(4.7%減)は買わず、
髪はボサボサでも我慢し(理美容サービス8.2%減)、ベストセラーは図書館で借りる(書籍4.0%減)。
傘やカバン類、腕時計などの「身の回り品」(27.6%減)はもはや高根の花だ。
生鮮食品は10%上昇しているが全体では0.3%しか上昇していない
これは食料品の中で必需品と趣向品に二極化していることを示している
そして生鮮食品などの必需品は高騰し高級な趣向品には強力なデフレ圧力が掛かることで
インフレ率0%の均衡を保っている