15/11/13 23:44:24.69 D0Yd0WpY0.net
ジョセフ・スティグリッツ氏
(コロンビア大学教授・ノーベル経済学者)は
日本の原発事故についても、
金融派生商品による市場のメルトダウンと比較して
興味深い指摘があります。
原子力産業も、金融業界も、
破綻が起こるリスクを
できるだけ小さく見積もろうとする傾向があり、
その理由は過小評価したほうが得だからだと
スティグリッツ氏は指摘します。
「経済全体にリスクを分散したから、リスク管理はできている」
つまり一企業の手には負えない巨大な損害は
社会全体が背負うことになるので、
リスクをとったほうが得なのです。
こんな間違った方向にインセンチブが働いているのは
恐ろしいことです。
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