15/11/13 16:21:02.69 GMhwslYO0.net
竹田恒泰って、学生の頃、ゼミの教授の手伝いでジャンパー(高線量下作業員)の取材をしたらしい。
彼の脱原発論は、その時の取材で得た知見に基づいている。
驚くなかれ、福島の事故に限らず、平常運転している原発でも、定期メンテナンスの際には必ずジャンパーの仕事が必要なのだ。事故が起きた為に生まれた仕事ではないのだ。
横浜市には曙町と言うドヤ街があると言う。そこには、今日の仕事をその日の朝に見つけると言う日雇い労働者が集まってくる。
平常運転の原子炉でも、必ず定期メンテナンスの際には必要となる仕事なら、東電の職員かその子会社関連会社の職員が行うべきだろう。だがしかし、
ジャンパーの仕事はそうではない。孫請けひ孫請けの外注業者が、更に手配師に日当を払い曙町の日雇い労働者を掻き集めて、高線量下の作業をさせている訳だ。
なんという帝愛コンツェルン!カイジの世界!
竹田恒泰に取っては、日本国民は等しく天皇陛下の赤子。皇国臣民であり大御宝(おおみたから)でなければならない。たとえ日雇いの身に落ちても、それを使い捨ての仕事に就かせるべきではないと言う立場なのだ。
その立場から原発と言うシステムを眺めると、これは人間を幸せにするシステムではない。誰かを犠牲にしなければ成り立たないシステムである。その様なシステムは日本には必要ない。と言う結論に至った。
もし、東電他の電力会社が、どうしても原発は日本にとって必要なシステムだと言うなら、ドヤ街から人工をかき集めるのはやめて、直接職員がジャンパーの仕事をすべきである。でもそれは絶対にやらないだろう。もし、それを職員がやったとしたら、
すぐに行う人はいなくなる。やめるのではない。すぐに許容量に到達し、適応者が足りなくなるのだ。
それでも、原発再稼働を急ぎますか?事故が起きなければ問題ないと思いますか?皆さん。