15/11/10 14:10:03.02
>>1より
「嫌韓」「反中」本あるいは「ヘイト本」と呼ばれるジャンルが受け入れられる日本は異常だが、その延長線上にある、
「スゴイ日本」「日本は世界最高」といった最近の日本礼賛本・礼賛番組ブームも健全とは言えない。長期不況が続き、
鳴り物入りのアベノミクス(安倍政権の経済政策)も「円安株高」をもたらしたものの、恩恵を受けているのは株や
不動産を保有する富裕層に限られ、実際の庶民生活は実質賃金が19カ月連続でマイナスとなるなど一向に
豊かにならない。中国にも経済力でも追い抜かれ、世界政治における存在感も低下する一方。深層心理的に
「自信喪失」の裏返しと分析する識者も多い。
今、多数の中国人や韓国人の観光客が来日している。年間の外国人訪日客数について日本政府は2020年に
2000万人とする目標を掲げてきたが、15年にも2000万人に達する勢い。しかも中国人や韓国人は家電、化粧品、
日用品などの日本製品を爆買いし、日本の流通・観光・運輸業者やメーカーは売り上げを伸ばし、不況にあえぐ
日本経済は一息ついている。不況にあえぐ日本政府も「観光立国という言葉にふさわしい新たな国づくりに向け、
政治が前面に立って進めていく」(安部晋三首相)と数少ない成長分野として期待している。隣国のパワーによって
日本経済が救われている現実を直視すると、「ヘイト」本が、いかに一方的か分かる。
こうした中で、見たくないニュースに目をつぶり、心地よいニュースに飛びつく…。読者に迎合して現実を直視せず、
偏狭かつ恣意的な情報選択を繰り返して「鬼畜米英」を標榜。道を間違えた戦前の轍を踏んではならない。(八牧浩行)