【野口裕之の軍事情勢】「不都合な歴史」明治を封印するアンポ反対派の「昭和好み」 [09/21]at NEWSPLUS
【野口裕之の軍事情勢】「不都合な歴史」明治を封印するアンポ反対派の「昭和好み」 [09/21] - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/09/21 14:21:47.82
★【野口裕之の軍事情勢】「不都合な歴史」明治を封印するアンポ反対派の「昭和好み」
2015.9.21 06:00

《日露戦争/1904~05年》は大日本帝國陸海軍の大胆にして細心なる戦略・作戦・戦術や
勇敢な将兵に加え、集団的自衛権《日英同盟/02~23年》も効力を存分に発揮し勝利をつかむ。
二等国=日本と超一等国=大英帝国の不釣り合いな同盟締結は《義和団の乱/00~01年》に
おけるわが国の天晴れな振る舞い&実績に英国が驚嘆した結果でもあった。同盟は、敵対国との
《世論戦》を制す一因ともなった。アンポ反対派はこうした明治の「不都合な歴史」を封印、
作為的に昭和の暗部を特出しし、安全保障関連法制に「戦争法案」のレッテルを貼る。

■絶大な意義の「日英同盟」

「安倍辞めろッ。バカかお前は!」

アンポ反対デモではお下劣な言葉も飛び交うが、日英同盟締結を受けた「デモ」は品格が伴った。
慶應義塾関係者が日英国旗や塾旗を掲げ、1000人単位で本拠地の東京・三田~宮城~英国大使館
~外務省を行進。「万歳っ」の合間に「祝ぐ今日の嬉しさよ」と《日英同盟を祝する炬火行列の歌》
を唱和した。

「祝ぐ今日の嬉しさ」に、国民の万感の思いが伝わる。勝ったはずの《日清戦争/1894~95年》
の講和条約が認めた遼東半島領有権をロシア/フランス/ドイツによる《三国干渉》で放棄せざるを
得ず、二等国の悲哀を思い知らされたが、対等な同盟締結で屈辱感が癒やされたのだ。

もっとも、打ちひしがれている余裕はなかった。悪魔的な南下政策の下、滿洲・朝鮮で権益拡大を
謀るロシアは属領化を狙った。滿洲・朝鮮を平らげれば、日本に触手をのばす野望は明らかだった。

今も昔も、凶暴な強国の脅威に直面する国が、同盟を以て勢力均衡を図る生存戦略は当然の権利で、
他に国民の命を守る術がないのなら義務でさえある。国家・国民の生存権を問答無用で憲法の
下位に固定するアンポ反対派に、平和を語る資格はない。

アンポ反対派が、法律がキナ臭い国際情勢の後から着いてくる帝国主義時代にタイムスリップすれば、
目を剥くはず。従って、世界の海を支配しパックス・ブリタニカ(英国の力に守られた世界平和)
を維持、陽の没することなき大英帝国と対等な同盟を結ぶ意義は絶大だった。しかし英国も、
極東の小国と誼を通じざるを得ない窮状に囲まれていた。

ロシアは極東艦隊を拡充。ところが、工業力が急伸するドイツは英国に備え艦隊を増強中で、
欧州正面の海軍力を極東に割く余裕がなかった。露仏同盟にもはさまれて《名誉ある孤立》は
揺らいでいた。

■日本への信頼が背中押す

日英の危機認識が同盟構築を促した面は否めぬが、英国は清の権益をしゃぶり尽くすまで
“平和”を求めた。同盟締結は“平和”を乱しかねない。世界各地で衝突するロシアとの
関係も加速度的に悪化する。そも黄色人種で背が低く、それでいて頭が良い非キリスト教
新興国の力量も依然、ナゾが多すぎた。

英国の背中を押した決定打は日本への信頼だった。列強が清でキリスト教を広めると、
排外的宗教系結社・義和団は教会を壊し、宣教師や支那人信者、外国人を殺戮。
被害が巨大化するや、清が支援し列強に宣戦布告する国家間戦争に。日本を含む8カ国軍は
曲がりなりにも協力して居留民や信者を守った。戦時中、列強各国の軍人・居留民&新聞
・ニュース映画を通し本国の要人の目に強烈に焼き付いたのは帝國陸海軍将兵だった。
狂ったように略奪に耽る列強各軍をよそに▽群を抜く厳格なモラル(軍紀・軍律)+国際の
環境や法への学習度▽高いモラール(士気)+決死の戦闘力+予想をはるかにしのぐ海軍力と
日本国内の整備・補給拠点の信頼性…に、英国は瞠目する。

小欄は日本と韓国で勤務、または共同演習経験を持つ米軍将校に会う度「自衛隊OR韓国軍の
何れを信頼するか?」尋ねる。誰もが自衛隊だと即答するが、理由は義和団の乱当時の
対日信頼要素と驚くほど重なる。

>>2へ続く

URLリンク(www.sankei.com)

2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/09/21 14:22:00.27
>>1より

初期の日英同盟は安保関連法制同様「集団的自衛権の限定的行使」に過ぎなかった。
一国対一国では中立を、一国対複数国の窮地になり初めて参戦が義務となった。
露仏同盟にもかかわらず、フランスが参戦を躊躇ったのは英国参戦を恐れて。
日英同盟は極めて強力な抑止力を発揮した。もう一つ重大な教訓は単独で戦うか
否かの決定権が小国日本に有った点。安保法制で「米国の戦争に巻き込まれる」
というプロパガンダが、いかに悪質であるかを証明する。

■戦間期「謳歌論者」か

英国は資金や新鋭軍用艦の建艦・入手・回航と、あらゆる側面で日本を助けた。
世界に拠点を有す英国は中立を装いつつ、ユーラシア西端~東端=極東を目指す
露大遠征艦隊の通航や補給・休養寄港に際し、関係国にも工作し執拗に妨害。
情報の通報など、事実上の軍事援助を断行した。現在、かつての英国並みの実力を
持つ国は米国のみ。日本が米国力を利用する集団的自衛権の有利/有理を物語る。

英紙はもとより米紙の厚い援護も受けた。例えば帝國海軍の露艦隊攻撃を、露仏紙は
「宣戦布告前の夜襲で国際法違反」などと非難した。だが国際世論をリードする
英米紙は戦史をたどり、未完成だった法理をつき反論。露艦隊を壊滅させると
敬意を込めて激賞し、列強の「数国干渉」を牽制、居丈高なロシアを講和の席に着かせた。

逆説的には《世論戦》がいかに恐ろしいか、だ。中国は韓国と共闘し、米政界で
“慰安婦の強制連行”なる虚構を垂れ流すが、日米同盟が一層深化すれば、米政界の
「中韓びいき」は薄まると確信する。

ただし欧州は大国・支那の歴史や宝物に魅せられ、日清戦争や義和団の乱を経て尚
「眠れる龍」だと信じた。一党独裁の現中国になっても、遠く離れた東/南シナ海での
海洋侵出に目をつぶり、利権に群がる悪癖を棄て切れぬ。実際、中国主導の投資銀行に
英独仏が加担した。

反面日清戦争後、独露仏は三国干渉を正当化すべく、日本を念頭に黄色人種の脅威を煽る
《黄禍(おうか)論》を流布。大東亜戦争(1941~45年)誘因の一つと成った。
もしかして「軍靴の音が聞こえる」と政権の脅威を煽るアンポ反対派は、黄色人種で
ありながら黄禍論者!? 否。有事と有事の間の一時的平和(=戦間期)を恒久平和と
錯誤する戦間期「謳歌(おうか)論者」ではないか。(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS)

3:名無しさん@13周年
15/09/21 14:34:48.24 K2GoU34ll
>アンポ反対派

略称、アンポンタン

4:名無しさん@13周年
15/09/21 15:29:39.20 t6AsUYoTn
>>3
上手い

5:名無しさん@13周年
15/09/21 15:34:08.97 DIv40QKnX
例えば官軍と幕府派どっちが正義かみたいな議論は国内だけを見た場合は無意味でしょ
それぞれの理由で正しいとか日本の為とか行動しているわけだから


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