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8月19日 5時35分
大阪府教育委員会が「全国学力テスト」の結果を高校入試の内申点の評価に活用するとしている方針を巡って、下村文部科学大臣は、２０日にも大阪府の松井知事らと会談し、今後の対応を協議することにしています。「全国学力テスト」を巡って、大阪府教育委員会は、
来年春の公立高校の入試から、学校ごとの結果を中学３年生の内申点の評価に活用する方針を決めていますが、テストを実施する文部科学省は、本来の趣旨を逸脱するおそれがあり、原則として認められないとしていて、事務レベルでの協議では平行線に終わっています。
こうしたなか、下村文部科学大臣は２０日にも、大阪府の松井知事と向井正博教育長と文部科学省で会談することになりました。
会談で松井知事らは、学力テストの活用が学校間の学力差を反映し、内申点の公平性を担保するための取り組みであることや、来年春に向けて、教育現場で、すでに事務作業が始まっていることなどを説明し、改めて理解を求めるものと見られます。
一方、下村大臣は、今月４日の記者会見で、「ことしについては、内容によっては柔軟に考えていく必要がある」と述べ、教育現場の混乱を避ける観点から、柔軟な対応も必要だという考えを示しており、松井知事らの意見を聞いた上で、慎重に判断することにしています。
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引用元：NHKニュース URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)