15/07/23 02:18:11.49 4ZufToJK0.net
オーストラリア人は南極海を自分たちの裏庭と見なしているので、この海域のクジラへの思い入れが
一層強まっている面もあるようだ。世界には80種類以上のクジラがいて、それぞれ絶滅の危険度は違うが、
オーストラリアにとってそれは問題でない。クジラはクジラなのだ。
多くの日本人の目には、オーストラリア人の態度は二枚舌に映るだろう。
何しろ、オーストラリアでは毎年、3万~6万9000頭のカンガルーが射殺されたり撲殺されたりしている。
頭数が増え過ぎているとの理由でそれが認められているのだが、生態系コンサルタントの
レイモンド・ムジャドウェシュの調査によれば、カンガルーの頭数は大幅に減っているという。
「カンガルーを殺すのをやめるよう、日本がオーストラリアに圧力をかけるのは大歓迎だ」
と、筋金入りの反捕鯨派でもあるムジャドウェシュは言う。
「自分たちの二枚舌を棚上げしたまま、反捕鯨を主張し続けるわけにはいかない」
いずれ、「野生動物の敵」という批判の矛先がオーストラリアに向けられる日が来るのかもしれない。