15/07/10 12:37:23.10
★外務省、「徴用工」を各国に説明へ
外務省は、世界遺産への登録が決定した「明治日本の産業革命遺産」の
いくつかの施設で、朝鮮半島出身の労働者、いわゆる「徴用工」が働かされた
事実について、国際法上、「強制労働」には当たらないという日本政府の
考え方を世界各国に説明する方針を決めました。
今週、ドイツで行われた世界遺産委員会では、戦時中に「徴用工」として
働かされた朝鮮半島出身者の表現をめぐって、日本と韓国との間で
ギリギリまで調整が続けられました。
日本側は最終的に、世界遺産登録が決定した後の声明でこの問題に触れ、
「意思に反して連れて来られ、厳しい環境の下で働かされた多くの
朝鮮半島出身者等がいた」と表明しました。
しかし、韓国メディアなどが「事実上、日本政府が強制労働を認める発言をした」
などと報じたことに危機感を強めた外務省は、韓国メディアをはじめとする
各国に対して、「当時の徴用政策は国際法上、違法性を伴う強制労働ではなかった」
という考え方を発信する方針を決めました。
外務省幹部の１人は対外発信を強める理由について、「出遅れたと反省している。
日本政府が黙っているともっと誤解が広がっていく」と話し、日本政府の見解を
浸透させるため、「全世界に説明して回る」としています。（09日21:35）
URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)
★外相 世界遺産巡る政府発言の説明尽くす
7月10日 10時43分
岸田外務大臣は閣議のあと記者団に対し、「明治日本の産業革命遺産」を巡る
世界遺産委員会での日本政府代表の発言について、韓国をはじめ海外で誤解を
招かないよう、説明を尽くしていく考えを示しました。
この中で岸田外務大臣は、先の世界遺産委員会で日本政府代表が
「明治日本の産業革命遺産」を巡って、「１９４０年代にいくつかの施設で、
多くの朝鮮半島の出身者などが、その意思に反して連れて来られ、厳しい環境の
下で働かされた」と発言したことについて、「何ら新しいことを述べたものではない」
と述べ、「国際法上の強制労働はなかった」という政府の立場に変わりがない
ことを改めて示しました。
そのうえで岸田大臣は、記者団が「韓国国内では、『日本が強制労働があったことを
認めた』と報道されているが、政府として対応を考えているか」と質問したのに対し、
「韓国政府がわが国の発言を請求権の文脈で利用する意図がないことは、
ハイレベルで確認しており、今後もしっかりと対外的に説明をしていきたい」と述べ、
世界遺産委員会での発言が、韓国をはじめ海外で誤解を招かないよう、
説明を尽くしていく考えを示しました。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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