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小林よしのり
正社員が減って、収入が少なすぎて、結婚できなくて、結婚しても子供を育てられなくて、
新自由主義の推進による共同体の崩壊によって、さらに子育てが難しくて、
離婚してシングルマザーになったら、子供ともども貧困に陥る。
そのような将来を考えると、女性たちは収入の少ない男と結婚する勇気が湧かないから、
ますます子供の数が減少していく。
これはすべて政府の経済政策のせいであるのに、
自民党は憲法改正して、愛国心や家族愛を国民に強制すれば、国に活力が蘇ると主張する。
現在の改憲派は、頭が相当に悪い懐古趣味の馬鹿で、単なる亡国の輩と言っていい。
真の愛国心を持つ政府なら、少子化と子供の貧困を最大の国難として捉え、これに立ち向かうはず。
まずシングルマザーの子育てに税金を投入して大支援するべきだろう。
子供が欲しい女性を全面支援し、「子は国の宝」という社会常識を徹底的に醸成しなければならない。
亡国自民党、亡国自称保守の、自主独立の精神なき改憲など、何の意味もない。
わしは改憲派だが、現在の自民党および自称保守派の改憲案では、日本は絶対に蘇らないと断言する!