15/06/29 20:50:25.94 GPQbAoyy0.net
ギリシャの場合はかつて(1927年)の日本の昭和金融恐慌時のように、
「日本銀行が日本円の札束を刷って、銀行のカウンターに積み上げ、預金者を安心させる」
といった手法はとれません。何しろ、「共通通貨ユーロ」の加盟国です。
しかも、ECBがギリシャの各銀行への資金融通を停止する可能性も高いため、
「パニック回避」の資本規制を導入したとしても、普通にパニックが起きるような気がします。
結局、失業率26%を超える国において、政府に通貨発行権がない、財政政策も自由にならない、
というギリシャの構造的欠陥といいますか「ユーロ・グローバリズムの欠陥」が、
今回の混乱を招いたということになります。
実際、失業率26%超であるにも関わらず、通貨発行権や財政主権がなく、雇用対策が打てないならば、
政府はいりません。国民も税金を支払う気にはなれないでしょう。
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