15/06/29 06:26:02.16 rIVNcpPB0.net
>>249も踏まえつつ、
さらに、ギリシャは、債務危機以降、ここ数年来血の滲むような財政緊縮策を取り、結果プライマリーバランスは昨年度ついに黒字化している。
それにもかかわらずなお無茶な緊縮財政策を強要するドイツを初めとする債権国、債権者こそ、非難されるべきである。
要するに奴ら金貸しは、金を貸付け、緊縮財政を強要し、結果経済悪化スパイラルに陥らせ、さらに債務返済を困難にさせ、
最後は、二束三文で国家の富を経済中枢を乗っ取ろうという、金融マフィアに過ぎない。
特にドイツなどは、優等生を気取ってるが、もっともユーロの恩恵を受けながら、
そしてギリシャ等の債務危機すら、それをダシにECBから金融緩和を引き出しユーロ安に誘導することで、
自らの輸出競争力を維持し、その緩和マネーをひたすら吸い上げ(結果、ギリシャ等を金を必要としてるところに金は行き渡らず=近隣窮乏化)、
わが世の春を謳歌し続ける強欲かつ身勝手な金貸し国家でしかない。
ユーロ圏の勝ち組ドイツとギリシャ等の負け組国との関係は、端的に言えば日本における東京都、財政難に苦しむ地方との関係と同じであり、
経済力の違う国・地域同士が共通の通貨を使えば、必然、経済力のある国・地域に金は吸い上げられ、他国・他地域は金不足に陥るのは自明なのだ。
よって本来なら共通通貨圏を維持したいと思うなら、勝ち組が、富めるものが、しかるべく財政支援をすべきなのだ。
これはただの恩情による施しなどではなく、あくまで自らの利益基盤を維持するための方策であり、ただしく「情けは人(他国)の為ならず」なのだ。
だが、驕れる傲慢な金貸しドイツはその富めるものとしての勤めを果たさず、ひたすら貧者を締め上げるばかり。
結果、遠からずドイツは、ユーロ圏においてギリシャはじめ他国(民)の敵意を買い、政治的に孤立し墓穴を掘り、
取り返しのつかない代償を支払わされるだろう。