【沖縄】中国に遠慮し、1本欠けた「4本爪」の龍柱を誰のために建てるのか? 揺れる普天間移設 テント村住民の正体は… [06/28]at NEWSPLUS
【沖縄】中国に遠慮し、1本欠けた「4本爪」の龍柱を誰のために建てるのか? 揺れる普天間移設 テント村住民の正体は… [06/28] - 暇つぶし2ch2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/06/28 13:05:09.32
>>1より

× × ×

平成8年2月24日、米サンタモニカ。第82、83代首相の橋本龍太郎は、
第42代米大統領のビル・クリントンと初会談で、普天間飛行場の返還を唐突に
切り出した。一種の賭けだったが、クリントンは「沖縄の人々の感情を考えながら
最善を尽くす」と明言した。「不可能」と言われた普天間移設が動き出した瞬間だった。

背景には、7年9月に12歳の少女が米兵3人に暴行された事件がある。
これに米統治時代からくすぶる反米感情が爆発し、10月21日に宜野湾市で
大規模な県民総決起大会が開かれた。

日米両政府は11月、基地の整理・縮小に向け、沖縄特別行動委員会(SACO)
を発足させた。米政府は1991(平成3)年にフィリピンのスービック海軍基地と
クラーク空軍基地を返還した。沖縄で連鎖反応を起こすことだけは避けたかったとみられる。

橋本-クリントン会談後、話は急ピッチで進んだ。橋本は8年4月12日、
駐日大使のウォルター・モンデールと会談し、普天間飛行場を5~7年以内に全
面返還することで合意した。モンデールは記者会見で「私たちは沖縄のよき隣人
でありたい」と語った。

SACOは12月、普天間飛行場の全面返還に加え、米軍区域面積の21%
(約5千万平方メートル)の返還を盛り込んだ最終報告をまとめた。
沖縄県民も多くは評価し、揺らぎかけた日米同盟は再び固まった。

× × ×

普天間飛行場をどこに移設するか。「県内」が米側の返還条件だった。
当初は空軍嘉手納基地(嘉手納町など)と統合する案もあったが、
米国が難色を示したこともあり頓挫した。

政府は9年11月5日、キャンプ・シュワブ内の辺野古沖に海上ヘリポートを
建設する案をまとめ地元に提示した。これを受け、名護市は12月21日に
住民投票を実施したが、反対が賛成をわずかに上回った。

3日後の24日、名護市長の比嘉鉄也は上京し、橋本を訪ねた。

「私はここで移設を容認します。その代わり腹を切ります」

比嘉はこう語ると琉歌を紙にしたためた。

●(=歌記号)義理んむすからん ありん捨らららん 思案てる橋の 渡りぐりしや

運命の分かれ道の思案橋を渡るか渡るまいか悩んだが、やはり渡らなねばならぬ-の意。
橋本は涙を浮かべ、深々と頭を下げた。

比嘉は記者会見で「名護市が負担を受け入れることで普天間の危険が解消されるなら
批判はあってもあえてその道を選びました」と語り、約束通り辞任した。 >>3


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