15/06/22 19:56:42.57 ppd5VTEp0.net
サカキバラは村上春樹と三島由紀夫を耽読していたらしい。
内容が全く理解できておらず、こういうの読んでた俺カッケーっていう自分飾り。
サカキバラがかっこよさげに思った部分を書き写してツギハギしただけなので、文脈無視して虚飾の羅列なため意味不明。
このくだり、いるの?っていう、ビジュアル系バンドや村上春樹や三島由紀夫を書き写して、しつっこく飾り立てた文章。
URLリンク(livedoor.blogimg.jp)
雨上がりのタンク山の美しさは壮絶だった。
雨を啜(すす)って湿り気を帯びたセピア色の腐葉土が、雲間から降り注ぐ陽の光のシャワーをそこかしこに弾き散らし、
辺り一面、小粒のダイヤを鏤(ちりば)めたように輝いて、僕の網膜を愛撫した。
(29ページ)
葉状に拡がったカーテンの裂け目に両手をかけ、僕は外界の処女膜を破り、夜にダイブした。
(96ページ)
薄い夜霧のドレスを裂いて伸びてくる月の光の切っ先は鑿(のみ)となって、
闇の塊から、この世あらざる絶望的に美しい光景を彫(え)り出していた。
(99ページ)
月や星のジュエリーで煌(きら)びやかにめかしこんだ夜空をバックに、
蝉のオーケストラの演奏はいよいよ佳境に入り、夜の底を震わせていた。
(109ページ)
僕が人生で最も過酷で鮮烈な季節を生きた〝九十年代〟とは、一言で言ってしまえば〝身体性欠如〟の時代だ。
僕は典型的な九十年代の子供(ナインティーンズ・キッド)だった。
(100ページ)