【国際】中国の「歴史戦」を見る(上)「無知」を超えた「意図的な曲解」 [06/20]at NEWSPLUS
【国際】中国の「歴史戦」を見る(上)「無知」を超えた「意図的な曲解」 [06/20] - 暇つぶし2ch2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/06/20 21:47:39.78
>>1より

たとえば巾60センチほど、高さ70センチほど、奥行きが60センチほどの仏壇である。小さいながらも手の込んだ細工が施されている
仏壇に付けられた解説文を中国語の語感のままに訳してみると、「死んでもロクなことはない日本侵略軍は、こんな倉のような霊牌
(いはい)を持ち歩き、島国に送り返し、靖国神社に放り込もうと目論んでいた。ところが遠征軍の戦利品となってしまい、
後世の笑いものとなり、万人の唾を受ける羽目になった」。

日本軍は遺骨を納めた仏壇を背負って靖国神社の神殿に額づかない。靖国神社は英霊の集う神域である。ましてや日本軍は
仏壇を背負って戦場には赴かない。どれほど憎悪し、どれほど悔しかろうと、日本人は亡くなった相手に手を合わせ、祈るものだ。
「後世の笑いもの」とし、「ザマー見ろ」とばかりに唾を吐きかけ溜飲を下げようなどというさもしい行いは慎むものだ。

ここを訪れる中国人の誰もが、この悪意に満ちた説明文を信じ込み、"愚かな日本軍"に勝利した遠征軍の雄姿に思いを馳せる
ことだろう。だが、その遠征軍は米軍にとっては飽くまでも消耗品でしかなく、滇緬方面での日本との戦争に共産党は露ほどの働きもしてはいないはず。

■ブッシュ元大統領の書簡

ブラブラと館内を歩いていると、10人ほどの中国人が群がっていた。面白そうなので近寄って耳を傾けると、どうやら話題の中心は
彼らの前のガラスケースに収められた「遠征軍軍旗」だった。会話の内容からして、誰もが共産党が遠征軍を派遣したものと
思い込んでいるようだ。だが事実は違う。遠征軍の正式名称は雲南遠征軍で、実態は「蔣介石軍で、......米式重慶軍」
(古山高麗雄『龍陵会戦』文春文庫 2003年)、つまり訓練から装備までアメリカによって担われた国民党軍なのだ。
だからこそガラスケースの中の軍旗は、当然のように中華民国の軍旗である。だが、そのことが参観者には全く判っていない。
彼らは中華民国軍旗も共産党が使っていたと思い込んでいるのだ。

じつは博物館に冠せられた「滇緬抗戦」において、共産党の出る幕はなかった。だが共産党としては、そんなことは断固として
認めるわけにはいかない。そこで必死に、巧妙な仕掛けを施し、事実を知らされていない無知蒙昧な参観者の"洗脳"に努める。
その典型例が、「美国前総統布什給保山市長熊清華先生的信」との説明文がある展示品―「美国前総統布什」、
つまりパパ・ブッシュ米元大統領が騰冲を管轄する保山市の熊清華市長に送った書簡―である。

コピーと思われる便箋最上部中央には「GEORGE BUSH」と印刷されている。その脇に中国語訳が置かれ、双方がガラスケースに
収められている。英文の方の末尾にはブッシュのサインがあり、日付は「September 28,2004」だ。9月28日、つまり中国人が
「九・一八」と呼び抗日・反日の記念日とする満州事変勃発の9月18日から10日後という日付が"微妙"である。 >>3


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