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ここと同じところ?
木田屋商店・福井県小浜市に人工光で結球レタスを栽培する植物工場を開設「世界、未来に向け、安定的で安全・安心な栽培法を福井から発信していく」
2012/2/23
千葉県内でスーパーマーケットや弁当販売店を展開する木田屋商店(本社・千葉県浦安市、木田喜太郎社長)が、
小浜市多田に人工の光で結球レタスとリーフレタスを栽培する植物工場を開設する。2012年4月に着工し、2013年4月から本格稼働を予定している。
同社や福井県などによると、結球レタスの商業用植物工場は世界初。関係者は「世界、未来に向け、安定的で安全・安心なこの栽培法を福井から発信していく」と意気込んでいる。
木田屋商店は1785年創業。1969年に法人化し、現在はスーパーマーケット3店舗を経営するほか、弁当販売や不動産事業も展開している。
安全な食品を提供する視点から昨夏以来、植物工場の分野に進出を検討してきた。植物工場は日夜を通じて強い照明が必要なため電力コストが
課題だったが、原発立地の周辺地域は電気料金に国の補助が受けられることから、小浜市への進出を決めた。
施設整備にも県の補助制度を活用し、約8千m2の借地に床面積約1300m2の工場を建設する(5億円規模の投資を予定)
。室内に害虫が入らないため、完全無農薬栽培が実現する。太陽光や外気を遮断した閉鎖型で、空調設備大手の大気社(東京)が千葉大と開発した
結球レタスを量産する技術を活用。結球レタス栽培はリーフレタスよりも強い光が必要だが、蛍光灯を放物線状の反射板で覆って照度を高めており、
従来の方式に比べて電気料金は大幅に減らせるのが特長という。植物工場で球状のレタスを作るのは初めて。
計画では、稼働から5年目の年間生産量は結球レタス76t、リーフレタス119tの計195t。販売額は1億6千万円を見込んでいる。
近畿圏の外食産業やスーパーマーケットなどの小売店を中心に売り込みを図り、将来的には工場の増設を目指している。
地元で社員とパートを合わせて15人以上の雇用を検討。また、工場内を見学できるようにすることも考えている。
同社では「植物工場での結球レタスはこれまでにない市場。可能性は十分」とし、舞鶴若狭自動車道小浜インターチェンジにも近い立地を生かして、
近畿圏に出荷する計画。「無農薬」「安定供給」をアピールし、外食産業へも販路を拡大したい考えだ。