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フランシスコ・ザビエルが
ローマへ送った
日本人についての報告(1549年)
「日本人の生活には節度がある。が、飲むことにかけては、聊か過度である。‥‥
賭事は大いなる不名誉と考えているから一切しない。それは自分の所有でないものを望み、ついで盗人になり易いからである。
彼らは起請することは稀であるが、誓う時には太陽にかけて誓う。
住民の大部分は読み書きができる。そのため彼らはオラシヨやデウスのことを速やかに学ぶことができ、我らにとって頗る好都合である。
日本人は妻を1人しか持たない。
窃盗は極めて少ない。それは死罪に処せられるからである。彼らは非常にこの罪を憎んでいる。
日本人はこのように非常に善良で、人づきがよく、知識慾に富む国民である」
「デウスは私たちを、贅沢の出来ない国に導き給うたことにより、私たちに多くの御恵みを賜ったのである。‥‥
日本人は彼らの飼う家畜を屠殺することも喰べることもしない。
彼らは時々魚を食膳に供し米や麦を食べるのであるが、それも少量である。
しかし彼らの採る野菜は豊富であり、僅かではあるが、種々の果物もある。
しかも、この国の住民は不思議なほど健康であり、中には稀な高齢に達する者も少なくない」