15/06/08 11:30:55.57 X6AmELBA0.net
例えば、月収が10万円から11万円に10%増えたとする。
しかし、この年の物価が20%上がってしまうと、毎月10万円かかっていた生活費が12万円も必要になってしまう。
こうなると、給料は1万円増えたものの、実質的には1万円の給料が減ったことと同じになる。
これが実質賃金の低下だ。
で、現在は実質賃金がマイナスになってるから、物価が上がってインフレぎみだとわかっても、
来年になればお金の価値が下がるから、そうなる前に欲しいモノを買ってしまおうという気にならないんだよ。
給料が減ってるのに出費を多くする馬鹿はいないからな。
結局、政府・日銀が量的緩和で円安にもっていき物価を上げてインフレ気分に誘導しようとしても、
実質賃金がプラスになっていないと意味ないんだよ。