15/06/07 14:20:12.23 /uvmItSj0.net
>>746
もんじゅは高速増殖炉
これは簡単に言うと「燃料(ウラン238とプルトニウム239の混合物)を燃やすと燃やした燃料以上の量の
別の燃料(プルトニウム239)が生成するので再度それを燃料に使える」というもの
ウラン238は元々原発の燃料に使われていたウラン235の100倍以上の存在量があるので、豊富な
ウラン238を燃料として使えるという点では優れているけど、ウラン238はプルトニウム239を生み出す元なので
ウラン238が尽きればそこでおしまい
これに対して核融合は燃料として海水から無尽蔵と言ってもいいくらいに取り出せる(あくまで理論上だが)
重水素と三重水素を使う
理論上の資源量はウラン238と比べてはるかに多いので、高速増殖炉を上回って無限といってもいいくらいの
エネルギー源となりうる可能性を秘めている
ただしそのためには核融合炉自体の実現に加えて燃料の重水素と三重水素を低コストで得る技術は不可欠なので、
今のところはまだ絵に描いた餅状態