【政府vs東京】新国立競技場の建設問題 いったい何が起きているのか? 長谷川幸洋at NEWSPLUS
【政府vs東京】新国立競技場の建設問題 いったい何が起きているのか? 長谷川幸洋 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/06/05 13:37:52.25
★新国立競技場の建設問題 いったい何が起きているのか?
2015年06月05日(金) 長谷川幸洋

2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場になる新国立競技場は、開会式までに
きちんと完成するのか。当事者の1人である舛添要一東京都知事が『現代ビジネス』の
連載コラムで「あまりにもデタラメな惨状」と3度にわたって告発した。
いったい何がどうなっているのか。

◆なぜ「きちんと物事が動く」はずの日本で?

私は正直言って、ついこの間まで「五輪会場が出来ない、などというお粗末な話は
日本ではありえない」と思い込んでいた。ところが、舛添知事のコラムを全部まとめて
読んでみて、びっくりである。これはまさに「我が日本」で起きている本当の話だったのだ。

五輪会場の建設遅れは2004年アテネ五輪の際、さんざん報じられた。たまたま私は開会前に
アテネを訪れる機会があり、メイン会場などを見て回った。会場本体はもちろん周辺の道路工事も
遅れに遅れていて、素人目にも「こりゃ間に合わない」と実感したものだ。サッカーの2014年
ワールドカップが開かれたブラジルもそうだった。

両国には申し訳ないが、ギリシャのアテネやブラジルなら「さもありなん」とも思う。
だが、日本は新幹線の正確さを挙げるまでもなく、とにかく「きちんと物事が動く」点では、
まぎれもなく世界最高という評価を得ている国ではないか。

そんな日本の、しかも首都・東京で「国立競技場がちゃんと完成しないかも…」などという話は、
とてもじゃないが見過ごせない。日本の名誉がかかった話である。問題がどこにあるのか、
きちんとウオッチしておかなければならない。事と次第によっては、安倍晋三内閣の評判にも
影響する重大事態である。

◆国立競技場の建設責任者はだれか

まず問題の国立競技場というのは、だれが建設する施設なのか。これは正式には「国立霞ヶ丘陸上競技場」
といって、独立行政法人「日本スポーツ振興センター(JSC)」の資産である
URLリンク(www.jpnsport.go.jp))。

日本スポーツ振興センターがどういう団体かといえば、資本金2457億9600万円は全額、
日本政府が出資している。文部科学省の監督下にある独立行政法人だ
URLリンク(www.jpnsport.go.jp))。
もちろん文科省から官僚が天下りしていて、理事長以下4人の理事のうち2人は旧文部省採用の官僚である。

これまでJSCは、たとえば五輪選手を育成するナショナルトレーニングセンターなども建設してきた。
その都度、政府の追加出資を受けている。つまり国立競技場の建設費は「国立」なのだから
当たり前だが、すべて政府、つまり税金から出るのだ。

これらは問題の全体像を理解するのに重要である。ここまでの説明であきらかと思うが、
国立競技場の建設責任者はだれかといえば、第一義的にはJSC、実質的には文科省である。
実際、JSCは新競技場の建設にあたって「国立競技場将来構想有識者会議」という会議体を
設けて議論を重ねてきた。

2013年11月に開かれた第4回会議では「新国立競技場基本設計条件(案)」という資料を配って、
冒頭で「これまでの経緯」を説明している。それによると、すでに解体した既存の国立競技場は
陸上トラックが8レーンしかなく「国際大会を開催するのに支障が生じている状態である」と書いた。

2019年に開催が決まっているラグビーのワールドカップを応援している議員連盟により
「8万人規模のナショナルスタジアムとすることが決議された」とも書いている。五輪招致に成功した
IOC(国際オリンピック委員会)総会では「政府として確約した」。そんな経緯を踏まえて
「新国立競技場の整備はいわゆるナショナルプロジェクトとして位置付けられている」と記している。

つまり、JSC自ら「これは国策プロジェクト」と認識しているのだ。そうであれば、いまさら責任を
他に転嫁できない。順調に計画が進んでいないとすれば、自分たちJSCと文科省の責任である。
これが第1点だ。それを確認したうえで、いまの事態を眺めてみよう。 >>2へ続く

URLリンク(gendai.ismedia.jp)

関連スレ
【政治】新国立競技場の問題に森喜朗氏「五輪やりたいと言ったのは東京都」支出求める
スレリンク(newsplus板)

2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/06/05 13:38:14.73
>>1より

◆どこから都負担500億円は出てきたか

舛添知事は5月19日公開コラム(URLリンク(gendai.ismedia.jp))の中で
「私が都知事になったとき、新国立競技場の建設については『1500億円の整備のうち、500億円を
東京都が負担することになっている』ということが巷間言われていた」と書いている。

ところが根拠となる文書、たとえば政府と都の協定書はなかった。5月18日に都知事が下村博文文科相
と会談した際、初めて大臣から都の建設費負担の話が出た。そこで建設費負担の話を検討する前に、
都知事は費用の正確な見積りや屋根を付けた完成時期を質したという。それは都知事として当然だ。

そもそも国立競技場は国が100%出資する独立行政法人の資産であって、国策プロジェクトである以上、
国が建設するのが筋だ。「五輪が東京で開かれるから東京都も負担せよ」というなら、少なくとも
計画段階から都が加わっていて、それ相応の理屈と説明、納得感がなければ都民に受け入れられ
ないのは当然である。

東京都はこのプロジェクトにどう関わっていたのか。先の有識者会議の資料をみると、
2012年度の有識者委員名簿には当時の石原慎太郎東京都知事の名前がある。13年度は猪瀬直樹知事、
そして14年度から舛添知事に代わっている。だから、都が国立競技場の建て替えに関わっていなかった、
とは言えない。

そうだとすれば、問題は負担金額と負担するロジック、プロジェクトに対する都民の納得感が重要になる。

500億円の話がどこから出てきたのかについては、舛添知事の6月2日公開コラム
URLリンク(gendai.ismedia.jp))を読んでいただきたいが、それを読んでも、
下村文科相が「都議会と私の方で直接話をした」という程度で、まったく話はあいまいだ。

500億円もの都税を使う話が「大臣が都議会と話をした」程度で決まるわけがない。
都知事が知らない話なのだ。どこかの国じゃあるまいし、文書もなく都民に情報公開されてもいないような、
いい加減な話で都民の納得感が得られるわけがないのは、まったく明白である。

一方、5月26日公開の舛添コラム(URLリンク(gendai.ismedia.jp))によれば、
下村文科相は5月21日、官邸に安倍晋三首相を訪ねて「都が580億円負担する」という案を説明している。
官邸訪問と金額については、文科相が事実を認めている
URLリンク(www.asahi.com))。

◆揺れる建設費の見通し

そもそも新国立競技場の建設費はどのくらいと見積もられていたのか。有識者会議に配られた先の
資料によれば、2013年3月時点の原案から同11月には大幅に規模が縮小された。11月案で本体工事は
1413億円、加えて周辺の整備費が372億円、解体工事が67億円で計1852億円だった。

その後、2014年5月の第5回有識者会議で配られた「新国立競技場基本設計(案)説明書(概要版3)」
URLリンク(www.jpnsport.go.jp)
という資料によれば、概算工事費は本体約1388億円、周辺整備約237億円の計1625億円とされている。

13年11月案より若干減額されているが、実はこの程度の金額では済みそうもない。
舛添知事は6月2日公開コラムで「関係する建設業者によれば、2500億円でも足りない」という見通しを示している。

そうだとすれば、まずは文科省に建設費の見通しを示してもらわないことには、話は前に進まない。
下村文科相は5月26日の参院文教科学委員会で「業者との協議が整い次第、公表すると聞いている」と語り、
6月下旬までに公表する予定だそうだ(URLリンク(www.nikkei.com))。
「…と聞いている」とは、なんとも他人事のような感じである。 >>3

3:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/06/05 13:38:21.04
>>2より

「開閉式の屋根が五輪開会までに間に合わない」という話も出ているが、まずはどういう計画で
どのくらいの費用がかかるのか、を確定して都民、国民に示すのが先だ。いくらかかるかすらはっきりせず、
都知事抜きに首相との会談で「都には580億円を」などという話が先行している段階では、都民も国民も
判断材料すらないも同然だ。

今回の騒動が持ち上がったのは、舛添知事が下村文科相に建設費や工期などを問い合わせて5月18日に
会談が開かれたのがきっかけだ。屋根問題もそのときに出てきた。だが、本来は都知事の問い合わせに
関係なく、JSCや文科省が自ら進んで国民に情報開示すべき話ではないか。都知事に聞かれないと
情報開示しないようでは、まだまだ同じような「国民が知らない話」が隠れていると疑われても仕方がない。

かと思えば、世界的な建築家である槇文彦氏のグループは現行案のアーチ構造が建設費が
巨額になる理由だとして、総工費が1000億円程度ですむ代替案も発表した。

どうして、こんなドタバタ劇が繰り広げられているのか。まずは第一義的当事者であるJSCと文科省、
そして下村大臣が自らの責任を自覚して、国民と都民に事態をしっかり説明する必要がある。
それができないというなら、首相官邸が事態収拾に乗り出す以外にないだろう。
東京五輪は国民の夢をのせた大プロジェクトである。絶対に失敗は許されないのだ。 (了)

4:名無しさん@13周年
15/06/05 15:02:43.86 91Yz4VhaZ
>「きちんと物事が動く」はずの日本
行政関連で、こんなの本気で信じてる日本人なんているのかね?

5:名無しさん@13周年
15/06/05 15:29:43.89 zfdDBVSi/
補助金事業の場合、最大で施主40国30県20市10の割合
この場合県と市が東京都なので20+10=30
ただし、40の施主は国民なので人口比率から考えて東京都は+7%程度
東京都は合計で総工費の37%程度負担するのが妥当

6:名無しさん@13周年
15/06/05 15:29:45.76 v0UnBD6G5
ザハ案やめりゃ2000億円も浮くじゃねえか
URLリンク(kkenji1.blog63.fc2.com)

7:名無しさん@13周年
15/06/05 16:02:17.70 +Pog8PHyW
>「国民が知らない話」が隠れている
悪いが、東京都民を除く大多数の日本国民は負担したいなどと
思っておらず、東京都が多額の責任を負うことに何ら疑問を持たない。
誘致したのは東京都だし、工事を請け負うのも東京の企業だし、
東京都が積極的に関与すべきだと思っているが、その内訳を
知りたくもなく興味もない。

ただし、オリンピックに必要以上の大金をかけるべきとは考えていない。
東京都の裁量と責任で安普請にならない程度に開催すればいい。

他人事の桝添が辞任すれば全てうまく収まると思う。

8:名無しさん@13周年
15/06/05 16:19:50.80 zfdDBVSi/
その通り
今後40年間の利用者及び受益者は東京都民
全額東京都負担でもいいぐらいだ
国に建設させ利益だけ得ようなんてどこぞの半島人かよって話

9:名無しさん@13周年
15/06/05 16:24:33.21 bMCxdZ3gT
倍の予算で続ける八ツ場ダムから建設業界はもうなんか信用が
天下りとかも全然裁かれなかったし

10:名無しさん@13周年
15/06/05 16:25:16.39 bMCxdZ3gT
本当に人手不足なのか
お給料はちゃんとベテラン日給15000円以上なのか

11:名無しさん@13周年
15/06/05 16:54:31.31 UL+xZMNp3
>>8
の意見に同感だよな。
確かに桝添さんの立場になればむかつくのも当然だろうが
なんだかんだと言っても、都民が一番の受益者になるのだからな。
まあ、屋根だけはつけろといい続けるべきだろうが
マジで屋根をつけないと危ない。

12:名無しさん@13周年
15/06/05 17:39:51.33 PLn+q08BV
元○○人の禿は黙れ!?

13:名無しさん@13周年
15/06/06 00:33:56.36 NXZ5A7MGJ
かつて20年前に広島市でアジア競技大会が開催された事があるが、
国や県の補助はほとんどなく、ボランティアを主体として立派に運営された。

東京は爪の垢を煎じて飲めよ。

オリンピックは開催地の持ち回りにするんじゃなくて
各国が分担金を負担して既存施設の使い回しにすべき。
足りない施設は開催地が好きに整備すればいい。

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