15/06/02 21:00:32.22 rVWJmAJH0.net
>>513
続き。
傾きは45度あり、瓶が転がり落ちたので拾ったがまた落ちた。
おかしいと思ったところ、同僚も、(船が)衝突したのかも、と言い終わった所で
突然、「たった30秒から1分くらいで」船がひっくり返った。
張と同僚は救命胴衣をとって、頭の上にある窓まで物につかまって這い上がり
窓から出た。水は既に彼らのお腹まで来ていた。
当時、空は真っ暗で船はどんどん転覆していっていて、非常に危なかった。
張は泳げなかったが救命胴衣は着れなかったので救命胴衣に掴まって漂流した。
最初はまわりに10数人から20人くらいが水面を漂っていて、助けを求めいる人もいた。
約5分後でもまだ3~4名の助けを求める声が聞こえたが、30分後には何も消えず
見えなくなった。
この後、張は4回大波にあった「雨が顔に当たった時、雹のように痛かった」。
波に飲まれるたびに息を止めたが、それでも大量に水を飲んだ。途中、船が
近くを通ったが船の上に人は見えず、声も聞こえず助けてもらなかった。
空が明るくなると岸が見えた。1時間半漂流して岸についた。
歩いて近くの建物の方に向かい港につき、その後、病院に運ばれた。