15/05/31 21:13:48.91
>>1より
さて、一つ提案がある。教師の給与を思い切って上げることだ。地方公務員は警察官と
消防士の給料が高くなっている。教職員も昭和49年に田中角栄元首相が人材確保法を
制定して、教職員の給料を大幅に上げたが、その後、財政難によって徐々に削られ、
今は一般公務員と変わらぬ水準になっている。
今、就職口の少ない地方では教師の採用試験の競争率は高く、優秀な人材の確保が
できているが、都会の方はそうでもない。競争率3倍といっても1人が3県受験したら
全員合格だ。昔から教育は教師力という。教える力と子供を愛する心を持った人材が
どんどん教育界に入ってきてほしい。
教育こそがその国の未来をつくる。日本人はそのことを昔から知っていたはずだ。
日教組に加入している先生方も、自分たちは大切な国の宝を預かっている大事な
職業に就いているという自覚と誇りを持って、日々子供たちと接してほしいと心から願っている。
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【プロフィル】中山成彬 なかやま・なりあき 前衆議院議員。昭和18年、宮崎県生まれ。
鹿児島ラサール高校、東京大学法学部卒業後、大蔵省入省。53年6月大蔵省主計局主査、
61年7月に衆議院議員初当選。平成16年9月文部科学相、20年9月国土交通相、
26年8月から次世代の党両院議員総会長を務めた。