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栃木県真岡（もおか）市の民家で女性の遺体が見つかった事件で、宇都宮市の接客業、平沢愛実さん（行方不明当時２１歳）が４月５日昼ごろまで、
仲の良い知人と無料通信アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」でメッセージのやりとりをしていたことが分かった。知人が毎日新聞の取材に応じた。
栃木県警捜査本部によると、詐欺容疑で逮捕された男女２人は、平沢さんを殺害して預金通帳を奪ったとの趣旨の供述をしており、
平沢さんは５日昼以降、現金が引き出された６日午後の間に殺害された可能性が高いとの見方を強めている。
捜査本部は５月２４日、遺体は平沢さんと確認したと発表した。
取材に応じた知人は４０代男性。「毎日ＬＩＮＥでやりとりしていた」という。男性によると、４月５日午前中に複数回、メッセージを交換した。
平沢さんから午前１１時半ごろに届いたメッセージに対し、正午に返信したところ、平沢さんが開封したことを示す「既読」が表示された。
男性は同日午後４時ごろに再び送信したが、その後は開封すらされなくなった。男性は同９日、県警宇都宮中央署に相談した。
詐欺容疑で逮捕された同県益子町の会社員、石崎康弘容疑者（４２）と茨城県結城市の無職、手面真弥（てづら・まや）容疑者（２５）は
６日午後２時半ごろ、平沢さんの通帳などを使って現金約８００万円を引き出したとされる。
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毎日新聞 2015年05月25日 07時45分（最終更新 05月25日 08時28分）
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