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菅官房長官は総理大臣官邸で神奈川県箱根町の山口町長と会談し、箱根山で活発な火山活動が続き、
町内の観光業などに風評被害が出ていることについて、県や町の取り組みを支援していく考えを示しました。
この中で、山口町長は活発な火山活動が続いている箱根山について「噴火した場合の影響は大涌谷周辺とされており、
安全のために必要な措置は講じられている。町内のそのほかの地域では、観光施設や公共機関などの営業は平常どおり行われている」と述べました。
そのうえで、山口町長は「残念ながら、そのような事実が正確に伝えられず、
箱根町全体が危険であるかのような風評被害が生じている。風評被害の防止に協力をお願いしたい」と要請しました。
これに対し、菅官房長官は「安全対策に万全を期すとともに、神奈川県や箱根町の風評被害対策の取り組みを支援していきたい。
噴火した場合の影響は大涌谷周辺であり、箱根全体ではないので、政府としてもその点について対応策があれば、
しっかり行っていきたい」と述べました。