15/05/25 12:53:11.51
★民家から二・二六事件のビラ発見 埼玉
5月25日 5時58分
昭和11年、陸軍青年将校らが政府要人などを殺害した「二・二六事件」で、
兵士に投降を呼びかけるためにまかれたとされるビラが、入手の経緯を記した
メモとともに埼玉県川口市の民家から見つかりました。
見つかったのは、二・二六事件の発生から3日後、決起した兵士らに政府側が
投降を呼びかけるために飛行機からまいたとされる「下士官兵ニ告グ」というビラです。
川口市に住む郷土史家の伊澤隆男さん(74)が、同じ市内にある妻の邦子さんの
実家が取り壊わされる際、資料を整理していて見つけました。
邦子さんの祖父がスクラップブックに整理していたもので、当時、総理大臣官邸の
近くに工事に行っていた鈴木氏という人物からもらったというメモも残されていました。
「昭和維新」を掲げた陸軍青年将校らが、政府要人など9人を殺害した昭和11年の
二・二六事件は、軍部の台頭と戦争の時代につながる、昭和史の転換点になったとされています。
同じビラは公立の博物館などにも所蔵されていますが、埼玉県平和資料館によりますと、
入手の経緯が分かる形で一般市民が保管していたのが見つかるのは珍しいということです。
発見した伊澤さんは「『鈴木』さんは祖父がさまざまな資料を収集していることを
知って持って来てくれたのだろう。祖父の元にあったからこそ今まで残っていたと思う」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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