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★【ビジネス解読】韓国「キムチ貿易」で日本、中国に“完敗” 赤字が「雪だるま」のように膨らむ
2015.5.21 18:59
キムチ“宗主国”である韓国の地位が揺らいでいる。中国産の輸入増と日本への輸出減で、
韓国のキムチ貿易赤字が雪だるまのように増えているのだ。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。
韓国関税庁が公表した輸出入貿易統計によると、2010年から今年4月までのキムチの
貿易赤字は8409万ドル(約100億円)に達した。
昨年のキムチ輸入量は21万2938トン、輸入額は1億439万6000ドルだった。
これに対し輸出量は2万4742トンと、輸入量の約10分の1水準で、輸出額も輸入額
より約20%少ない8403万3000ドルにとどまっている。
韓国が輸入するキムチの99%は中国産だ。韓国産よりはるかに安い価格競争力を武器に、
飲食店のほか病院、学校の給食、社員食堂などに浸透している。一方、韓国産キムチの
対中輸出はほぼゼロに近い。中国が厳しい衛生基準を設けているためだ。
一方、中国産キムチの輸入が増える中、韓国からのキムチの輸出は減少を続けている。
キムチの輸出量と輸出額は2010年に2万9672トン、9836万ドルだったが、
14年は2万4742トン、8403万3000ドルとなり、それぞれ17%、
15%減少した。主力市場の日本への輸出が円安の影響で急減した影響が大きい。
価格競争力の低下のほか、日本現地メーカーが日本人の口に合うキムチを作っている
ことも響いているとみられる。昨年韓国がキムチを輸出した国は63カ国で、
そのうち日本の割合は67%に達している。
韓国の輸入キムチが中国産に占領され、“お得意さま”の日本への輸出が減っていることに、
ネット上ではさまざまな意見が寄せられている。中国のニュース配信サイト「レコードチャイナ」
によると、中国ユーザーからは「やった!中国の大勝利だ」と喜ぶ声が聞こえる一方、
韓国ユーザーからは「韓国産キムチの味が落ちたのも問題の一つだ」とのコメントのほか、
「キムチだけではない。韓国は今多くの分野で競争力が落ちてきている」
「韓国政府も長期展望がなく、日中に敗れている」と敗北感に満ちたコメントもあったという。
URLリンク(www.sankei.com)