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★6歳男児を殺害した容疑で11~15歳の5人を拘束、メキシコ
2015年05月19日 10:48 発信地:シウダフアレス/メキシコ
【5月19日 AFP】(一部更新)メキシコ・チワワ(Chihuahua)州の州都チワワ郊外で、
6歳の男児が11~15歳の友達5人から石を投げられたり刃物で刺されたりするなどの暴行を
受けて殺害され、遺体を埋められる事件が発生した。現地の検察当局が18日に明らかにした。
検察当局によると、殺害された男児はクリストファー・レイムンド・マルケスモラ
(Cristopher Raymundo Marquez Mora)君。遺体は16日に小川のそばの浅く掘った穴の中から
見つかった。男児の姿が最後に目撃されたのはその2日前で、友達グループと一緒にいたという。
捜査当局が男児の友達を取り調べ、遺体発見につながった。検察当局は、「荒廃した社会問題を
反映する行為の容疑者」として11歳の少年1人、13歳の少女2人、15歳の少年2人の5人を拘束したと発表した。
男児は14日に行方不明になり、母親が翌朝、警察に通報して捜索が行われていた。
殺害された男児と拘束された5人は、近所に住む顔見知り同士だった。
■麻薬抗争の子どもたちへの悪影響に懸念
検察当局によると、少年少女らは一緒に遊んでいた男児を縛り上げ、首に棒をあてがった。
半ば窒息状態になって地面に倒れた男児に石を投げつけ、背中をナイフで刺したという。
男児が死亡すると、遺体を浅く掘った穴まで引きずって運び、その中に遺棄した。
遺体は土で覆われ、その上に動物の死骸や植物が置かれていた。
検察当局によると、有罪になれば15歳の少年2人は服役する可能性があるが、
年齢の低い他の3人には「別の種類の制裁」が科されることになるという。
今回の事件が発生したチワワ州は、メキシコの麻薬抗争でも最悪の惨劇のいくつかが発生していた。
メキシコでは麻薬組織の暴力が子どもに悪影響を与えているのではないかと指摘する声が高まっている。
URLリンク(www.afpbb.com)