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★韓国の「トンデモ歴史教科書」ギョーテン中身
2015-04-28 [週刊大衆05月04日号]
事実であるかないかよりも、自国の“主張”と適合するかを重んじる、あの国。そこでは真っ赤な嘘が語られていた!!
韓国が、またまた、わが国に横車を押してきた。
「これまで桜の起源は韓国とか、寿司はもともと韓国が発祥の地だとか、荒唐無稽な"ウリジナル論"で
日本人の心情を逆撫でしてきた韓国ですが、なんと、今度は古代史を捻じ曲げて日本批判を展開してきたんです」(在ソウル通信社記者)
日本に対し耳を疑う"物言い"がついたきっかけは、先日、日本の文化庁が朝鮮半島由来の文化財について
「任那(みまな)時代」とウェブサイトで表記したことだった。さらに、今月6日に検定を通過した日本の中学校教科書に
「任那日本府」という記載があったため、韓国政府がブチ切れたのだ。
韓国側がその存在を頑なに否定する"任那"とは、4~6世紀に朝鮮半島南部で勢力を誇っていた
日本の大和朝廷の勢力圏のこと。日本書紀や中国の吉林省で発見された広開土王(「好太王」とも。
朝鮮半島を治めた「高句麗(こうくり)」の第19代王)の碑文にも、その存在が記載された"歴史的事実"である。
「ところが、韓国では"任那は日本による植民地支配を連想させる"とか"旧日本軍が碑文を改竄した"との批判があるんです」(朝鮮近代史が専門の研究者)
しかしながら、旧日本軍による改竄説は、2006年に韓国の"親分"である中国の社会科学院の研究者によって一掃されている。
ただ、そんなことはかの国にはお構いなし。9日には、李完九(イワング)首相が「(日本は)事実を歪曲してはならない」と会見を行っている。
"歴史"には、各民族に固有の解釈があって当然だろう。それはコインの表裏であり、表からも裏からも眺めることができるからだ。
ただ、客観的事実を隠したり、あまつさえ、他の国の歴史にイチャモンをつけるなど下衆の極みではないか。
「完全な"内政干渉"ですよ。わが国が韓国の歴史教科書について、いちいち口を挟みますか?
それができるなら、こちらとしても言いたいことが山ほどありますよ」(外務省関係者)
それならば、本誌がひと肌脱ぎましょう―ということで、以下、韓国の歴史教科書にある"トンデモ記述"を紹介してみたい。
まずは、鎌倉時代に大陸からわが国に押し寄せた中韓連合軍―2度にわたる「元寇」(文永の役=1274年、弘安の役= 81年)だ。
これは日本では「蒙古襲来」とも言われ、元と高麗(韓国)連合軍による日本侵攻なのだが―。
「韓国の教科書には"元に強要されて仕方なく日本に遠征した"と、そっけないほど簡単に記されています」(前出の研究者)
ただし、李氏朝鮮が14 51年に編纂した『高麗史』には、〈元寇の発端は、高麗の忠烈王が元の世祖に働きかけて東征(日本侵攻)を
執拗に勧めたことにある〉と明記されており、教科書記述は真っ赤な嘘である。
その一方で、韓国が鬼の首を取ったかの如く"侵略国家日本"の根拠としているのが、
豊臣秀吉による朝鮮出兵(韓国での呼称は「壬辰倭乱」。1592年、97年の2度行われた)。
「韓国の教科書では、この朝鮮出兵を"20万人あまりの軍隊を出兵させてわが国を侵略。暴虐の限りを尽くした"として、詳しく記載しています」(同)
元寇で、高麗が元を誘って日本に攻め込んだことは"遠征"。秀吉の出兵は"侵略"……。
いかに歴史が、ある程度は自民族の都合のよい解釈を加えたうえで解釈されるものだとはいえ、これはあんまりではないだろうか。
>>2へ続く
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