15/04/24 14:04:02.37
>>1より
・憲法は「国の形」
憲法にはもっぱら、権力を縛るものであるという議論が良く出てくる。これを全く否定する
ことはできないが、憲法というのは「国の形」のことだ。
立憲主義は、ヨーロッパで絶対王政があった頃の民主化の過程の中で出てきた考え方だ。
現代では、民主化も進んで「国家対国民」という対立関係ではない。そういう意味で、
憲法というのは、われわれが作り上げている国家の形として、作っていかなければならない。
日本国憲法には、文化、伝統、アイデンティティーというものがない。土台がしっかりしていない。
土台の上に個人があり、家族があり、地域社会があり、地方自治体、国家がある。
今の憲法には個人に関する記述はあるが、世界人権宣言や、国際人権規約に
「家族は国家社会の基礎的単位である」と書かれている「家族」への言及がない。
家族は国家の基礎的な単位であり、地域社会やコミュニティーというのも、憲法で示す必要がある。
個人を尊重しながらも、コミュニティーがしっかりしていれば、さまざまな危険を防ぐことができる。
次いで、地方自治体とか国家、国際社会、自然環境が来る。
こうした観点に立って憲法を体系的に考える必要がある。
憲法改正について、今の国民投票は、一つの改定に対して投票することになっているが、
私は新憲法案を示して、全体についてイエスかノーかを問いかけていくべきだと考えている。
憲法の成立過程、比較憲法から見ると、戦後70年という節目の中で、
まず憲法をきちんと変えていくことが大きな目標になるだろう。(了)