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★首相 戦後の歩みに静かな誇り持つことが重要
4月17日 4時17分
安倍総理大臣が、戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」の策定に向けた有識者懇談会の
3回目の会合で、戦後の日本の歩みに「静かな誇りを持つ」ことなどが、国際貢献などを継続
していくうえでも大きな力となるという認識を示していたことが、公表された議事要旨で
明らかになりました。
今月2日に行われた有識者懇談会の3回目の会合の議事要旨によりますと、JICA
=国際協力機構の田中明彦理事長が「戦後の歩みは戦前の侵略に対する痛切かつ全面的な
反省の上に成り立ったものだ。戦後日本の歩みは大筋で戦前とは180度転換した平和路線で
あった」などという見解を示しました。
また、外交評論家の岡本行夫氏は「戦後70周年のことし、中国は『反ファシスト戦線』で
世界がもう一度結束しようと呼びかけている。とりもなおさず日米の分断策で、
これは日本として対応が必要とされる深刻な事態だ」などと指摘したうえで、
政府が進める安全保障法制の整備を評価する考えを示しました。
このあと各委員からは、戦後日本の歩みについて、「日本は軍事的に行動できないなかで、
国際貢献という形で途上国の発展に貢献してきた」などと肯定的な意見が相次ぎました。
一方、「日本には、対韓・対中関係、靖国問題、慰安婦問題等、処理できていない問題がある」、
「国内の平和主義者などに対応する難しさのなかで、極端に軍事力を抑制するなど、
バランスを欠いた国家をつくってきてしまった」などという指摘も出されました。
こうした議論を受けて、安倍総理大臣は最後に、「日本が歩んできた70年の道のりをもう
1度確認し、静かな誇りを持ちながら、さらに今後の道のりについてやるべきことをやって
いこうという気持ちを持つことが、これまでやってきたことを継続していくうえでも大きな
力になる」と述べ、戦後70年の日本の歩みに「静かな誇りを持つ」ことなどが、
国際貢献などを継続していくうえでも、大きな力となるという認識を示しました。
この議事要旨は総理大臣官邸のホームページに掲載されています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
2:名無しさん@13周年
15/04/17 15:17:19.30 ITvt5fVXe
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