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全国の寺社などに油のような液体が相次いでまかれた事件で、「二の丸御殿」(国宝)が被害を受けた京都市中京区の二条城を管理する
京都市元離宮二条城事務所が、専門家の調査で臭いや外観などから液体は「機械油」とほぼ特定したことが11日、分かった。
奈良市の世界遺産・東大寺の大仏殿(国宝)や奈良県桜井市の国宝・長谷寺本堂(国宝)でまかれた液体の跡からは、
甘い香料のような臭いがしたといい、別種類の可能性が高い。
二条城では、3月9日から20日にかけ、廊下など19カ所のうち被害の大きかった8カ所で油の除去を実施した。
文化財のため木材を削り取ることはできないため、筆で油染みのある箇所に溶剤を塗り、溶け出した油を紙に染み込ませる作業を繰り返した。
今月中にも残る11カ所の修理に着手する予定。費用は総額で80万円程度かかるという。
事務所の担当者は「なんとか元に戻りそうなので、ほっとしている」と話した。
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