15/04/01 15:27:27.56
>>1より
中国の資金も潤沢なようにみえて実はそうではないという。
週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏は警鐘を鳴らす。
「中国は、3兆8000億ドル(約455兆円)もの外貨準備があるとされるが、
2020年までに2兆ドル(約240兆円)もの外貨が流出すると予測されており、
基盤はきわめて脆弱(ぜいじゃく)だ。AIIB創設にあたり、日本の参加を執拗
(しつよう)に求めたのも、大量の外貨流出リスクを、日本の加盟で補う戦略ではないか」
日本も創設メンバーとしてAIIB参加を急ぐべきだとの論調もあったが、
前出の高橋氏は、日本は参加を焦る必要はないと語る。
「中国の金融システムは金利の自由化すら終了していない途上国並みの未熟なもので、
国際金融業務のノウハウもない。いずれアジアで実績のある日本に水面下では協力を求めてくるはずだ。
その時点で、理事会が実質的に関与できるかどうかを見極めてから参加しても遅くはない」 (了)