15/03/31 13:20:14.56 *.net
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他社のやらないことを先駆けてやるのがホンダの真骨頂。だが、その発想もしばらく休止状態だったが、
4月2日に発売する軽自動車の新型スポーツカー『S660』では、ようやくそのホンダイズムが目を覚ましたようだ。
1996年に生産を終了した『ビート』以来、19年ぶりとなる軽スポーツカーの復活もさることながら、
その新車を生み出したのは、バブル絶頂期の1988年生まれの26歳というホンダでは史上最年少の開発責任者。
きょうの各紙も、S660が加速性能に優れているなどの技術的な説明よりも、
「開発リーダーは26歳」という話題を満載。朝日は2面の人物コラム「ひと」で「ホンダ19年ぶりの軽スポーツカー
の開発責任者、椋本陵さん(26)」と取り上げた。「オジサン世代には,我々の感性は理解できないでしょう」。
「重役が居並ぶ企画会議で大見えを切ってから5年」…との書出しで紹介している。
毎日は社会面で「通常、開発責任者は50歳前後の社員が多いが、
『若い世代でも、少し頑張れば買えるような軽スポーツカーを作りたい』という熱意が経営陣の目に留まり、異例の抜てきとなった」と伝えている。
「26歳」という若さも話題を集めたが、椋本氏は「本田宗一郎氏の伝記を読み、
ホンダでスポーツカーをつくることを夢見て、岡山県の工業高校を卒業後、
デザイン担当として入社」(東京)という経歴をみても話題性がある。
最近は一流大学の工学部出身のエリートが多い中での大抜てきは、大企業病に蝕まれたある種のショック療法とも思われる。
ただ、発表会場では報道関係者の中から早くも「20年後の社長候補」との声も聞こえたが、
足を引っ張ってせっかくの逸材を潰すのもこの会社の”得意技”だけに、若き開発リーダーのこれからの成長ぶりを見守りたい。
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