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シリーズ■安倍晋三の問題は政治性でなく人間性だ!
内田樹と白井聡、気鋭の学者2人が安倍首相を「人格乖離」「インポ・マッチョ」と徹底批判
2015.03.21 LITERA
安倍首相は人格乖離、マッチョなのにインポなレイプ魔だ。
こんなことを言うと、ネトウヨの皆さんは「反日極左サイトがまたぞろ安倍ちゃんをディスってる!」と
喚き立てるかもしれないが、これは、本サイトの弁ではない。安倍首相のことをこんなふうに形容している
のは2人の学者だ。
ひとりは、さまざまな分野にわたる鋭い批評で左右を超えた幅広い支持を得ている思想家の内田樹。
もうひとりは、『永続敗戦論』(太田出版)などの論考で注目される若手政治学者・白井聡。2人はこの
2月、『日本戦後史論』(徳間書店)という対談本を出版し、安倍首相のことをケチョンケチョンにけなしているのだ。
まず、内田は、安倍首相が「積極的平和主義」や「歴史認識」について、極端な政策を次々打ち出して
いることについて、こう語っている。
「安倍首相はたぶん人格乖離しているんだと思います。本人を知っているという人から聞くと、とっても
いい人なんだそうです。(略)でも、それが政治家になるとまるで別人に変わる。ということは、政治家の
方の人格がかなりの部分まで演劇的に構築されたバーチャル・キャラクターだということです」
「生身の自分の弱い部分を切り離して作ったバーチャル・キャラクターだから、やることが極端なんです」
そして、第一次政権時には村山談話を見直すことを示唆していた安倍首相が、2013年秋の国会では一転して
「これまでの歴代内閣の立場を引き継ぐ」と答弁したことについても、以下のように斬って捨てる。
「発言が極端に振れて、空気を吸うように食言できるのは、内的葛藤がないからです。そのつど『この局面
ではこの台詞』というのが決まっていて、決めの通りにしゃべっている。ああいう家柄ですから、きっと
子どものころから自分の個性や欲望は抑えてきたんでしょう。どこの学校に行くか、どこに就職するか、
いつ父親の秘書になるか、いつどの選挙区から立候補するか、全部あらかじめ決められている。そうい
うがちがちに決めつけられた環境を生きてきたわけですから、生身の自分は身体の奥の方に押し込められて
出てこない」
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