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★国連事務総長「先進国も日本の例にならってほしい」
3月14日 18時56分
１４日から仙台市で始まった国連防災世界会議に出席した国連のパン・ギムン
（潘基文）事務総長は、記者会見で、安倍総理大臣が発表した総額４０億ドル
の協力などを盛り込んだ防災対策の行動計画について、高く評価したうえで
「多くの先進国が日本の例にならってほしい」と呼びかけました。
国連のパン・ギムン事務総長は１４日午後、国連防災世界会議が開かれている
仙台市で記者会見を行いました。
パン事務総長は冒頭、日本語で「皆さんとお会いできてとてもうれしいです。
国連は日本を応援しています」と述べたうえで、東日本大震災の経験を
世界の人々と共に共有したいという考えを示しました。
そのうえで、安倍総理大臣が全体会合で発表した今後４年間で総額４０億ドルの
協力のほか各国の防災や災害後の復興を担う人材を合わせて４万人育成する
という防災対策の行動計画、「仙台防災協力イニシアチブ」について先見性に
富んだ支援だと高く評価しました。
パン事務総長は防災に限らず、持続可能な開発や地球温暖化などの課題を包括的に
解決するためには、資金面と技術面での支援が必要だとして「多くの先進国が
日本の例にならってほしい」と呼びかけ会議をきっかけに先進国による支援が
広がることに期待を示しました。
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