15/03/13 13:39:28.16
>>1より
パネルは過去3年間の価格動向をみて、最後の3年目に超々臨界圧用の上級材で輸出品の
価格が中国製品を下回った点だけに着目し、安値販売の事実は認めた。日本は全体の趨勢
(すうせい)をみて判断するよう訴えていたが、退けられた。
・中国メーカーに負担
中国が日本製の高性能ステンレス継ぎ目なし鋼管に反ダンピング関税をかける狙いについて、
経産省は「中国の鉄鋼メーカーは徐々に製品を高度化している。海外製品を閉め出して国産品で
代替しようと考えているのではないか」とみている。
だが、結果的には日本からの輸出は大きく変わらず、14年実績は1億4000万ドル(約169億円)だった。
経産省は「日本からの輸出品と中国製品との競合がなかったということを証明している」と自信を示す。
関税を直接負担するのは日本の鉄鋼メーカーだが、その分は価格に転嫁されており、最終的に、
日本からの輸出品を使わざるを得ない中国のボイラーメーカーが課税分を負担しているのが実態だ。
日本メーカーに実質的な損害はそれほど発生していないが、課税措置がなければさらに輸出が
増えた可能性もあるという。
中国の反ダンピング課税措置は高性能ステンレス継ぎ目なし鋼管にとどまらない。
中国は1995年以降2014年末までに、84件のダンピング調査を実施。このうち日本製品が
対象に含まれる案件は38件で、29件で反ダンピング課税措置が決まり、17件の措置が継続中だ。
そのほとんどが化学品や鉄鋼製品、紙製品などの素材という。
今回の高性能ステンレス継ぎ目なし鋼管で課税措置の撤廃につながれば、中国による自国産業の過
剰な保護を牽制(けんせい)する効果も期待できる。今後の中国の対応は現時点で見通せないが、
日本はあくまでも措置の撤廃を求めていく構えだ。(了)
3:名無しさん@13周年
15/03/13 19:59:05.16 VJQ2A/q+1
保護したつもりが技術が無くて保護になっていなかったんやな