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中国船のサンゴ密漁、水産庁が初の影響調査
読売新聞 2月28日 17時56分配信
中国漁船による希少な「宝石サンゴ」の密漁問題を受け、サンゴ資源への影響を調べる調査船が２８日、東京・小笠原諸島周辺海域に向け、鹿児島市の鹿児島港を出港した。
水産庁によると、調査船は３月３日に調査海域に到着する予定で、海底の映像を撮影し、サンゴの生息状況などを確認する。
国がサンゴ密漁の影響について調査に乗り出すのは初めて。
調査は同庁の委託事業で、水産総合研究センターや立正大などの共同研究機関が担当する。同諸島周辺海域の約１０か所で、無人潜水探査機１台を使い、ハイビジョンカメラで水深１００～３００メートルの海底を撮影。
折れるなどしたサンゴがないかどうかや、現場に残された漁網の有無などを調べるという。
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