15/02/21 16:47:12.31
>>1より
■「わしらのもの」
「竹島は久見(くみ)のもの、わしらのもの」
隠岐の島町議の前田芳樹さん(63)は、竹島近海で戦前、漁を行っていた同町久見地区の祖父らの言葉を覚えている。
韓国の不法占拠が長く続く中、竹島での漁を知る人は、久見地区も含めてほとんどいなくなった。
節目の年を迎えた今、前田さんは「政府は国際司法裁判所への単独提訴など、領有権について
具体的な行動をしなければだめだ」と語る。
一方、島根県では、全国の有志約千人で作る市民団体「県土・竹島を守る会」も国会議員らに要望活動を
続けている。竹島を担当する所轄部署が新設されるなど国の姿勢にも変化が見られるが、問題解決に向けた
一層の取り組みを求める地元の声は強い。22日の記念式典に今年も政務官の派遣にとどまったことに対し、
守る会の梶谷萬里子事務局長(68)は「国の本気度が伝わってこない」と話した。
竹島・竹島の日 島根県・隠岐諸島の北西約160キロの日本海にあり、2つの小島と岩礁からなる。
日本は江戸初期から漁労地として利用し、明治38(1905)年1月に島根県への編入を閣議決定。
これを受け、県は2月22日に編入を告示した。ところが、韓国の李承晩大統領が昭和27(1952)
年に領海水域として「李承晩ライン」を一方的に設定し、竹島も組み入れた。韓国は29年から竹島に
警備隊を常駐させて不法占拠を続けている。島根県は編入の決定・告示から100年の節目となる
平成17年に条例で2月22日を「竹島の日」とすることを定め、翌年から毎年記念式典を開催している。(了)