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★「人種隔離政策擁護」コラムで著者・新聞社の見解出る
2015年02月15日 17時29分 提供:アメーバニュース/政治・社会
作家・曽野綾子氏が産経新聞2月11日朝刊に寄稿した移民受け入れに関するコラムに対し、
特定非営利活動法人アフリカ日本協議会が曽野氏・産経新聞を相手に抗議文を送付。
コラムの撤廃人権や人種差別問題に関する見解を求めた。
同団体が問題視したのは、曽野氏による<人間は事業も研究も運動も何もかも一緒にやれる。
しかし居住だけは別にした方がいい>という部分である。これがかつて南アフリカ
共和国で行われていた人種隔離政策の擁護と捉えられたのだ。
この抗議文に対し、産経新聞は2月14日の19時50分に見解を同紙電子版に掲載。
南アフリカのモハウ・ペコ駐日大使からも抗議を受けたことを明らかにした。
同大使は「政策は人道に対する犯罪。21世紀において正当化されるべきではなく、
世界中のどの国でも、肌の色やほかの分類基準によって他者を差別してはならない」
と説明したようだ。
同紙は大使とアフリカ日本協議会の抗議に対し、曽野氏と同紙の見解を述べた。
曽野氏は「私は文章の中でアパルトヘイト政策を日本で行うよう提唱してなどいません。
生活習慣の違う人間が一緒に住むことは難しい、という個人の経験を書いているだけです」
とアパルトヘイト推進を意図していたわけではないと説明。
同紙も「産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別などあらゆる差別は
許されるものではないとの考えです」と人権重視の姿勢を持っていると説明している。
この見解はネット上で大反響を呼び、ツイッターのRT(引用)数は2200件を超えている。
URLリンク(yukan-news.ameba.jp)
★曽野氏コラムで南ア駐日大使が本紙に抗議
2015.2.14 19:50
産経新聞に掲載された作家、曽野綾子氏のコラムをめぐり、南アフリカのモハウ・ペコ駐日大使は
14日までに、産経新聞社宛てに抗議文を送付した。
ペコ大使が問題視しているのは、2月11日付で掲載されたコラム「曽野綾子の透明な歳月の光」。
「労働力不足と移民」と題した中で、介護の労働移民について条件付きでの受け入れを提示したほか、
南アフリカで人種差別が廃止されても生活習慣の違いから分かれて住むようになった例を挙げ、
住まいは別にした方がいいとの考えを述べた。
これについてペコ大使は「アパルトヘイト(人種隔離)を許容し、美化した。行き過ぎた、
恥ずべき提案」と指摘。アパルトヘイトの歴史をひもとき、「政策は人道に対する犯罪。
21世紀において正当化されるべきではなく、世界中のどの国でも、肌の色やほかの分類基準
によって他者を差別してはならない」としている。
NPO法人「アフリカ日本協議会」も産経新聞社と曽野氏に抗議している。
曽野綾子氏「私は文章の中でアパルトヘイト政策を日本で行うよう提唱してなどいません。
生活習慣の違う人間が一緒に住むことは難しい、という個人の経験を書いているだけです」
小林毅産経新聞執行役員東京編集局長 「当該記事は曽野綾子氏の常設コラムで、
曽野氏ご本人の意見として掲載しました。コラムについてさまざまなご意見があるのは当然の
ことと考えております。産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別など
あらゆる差別は許されるものではないとの考えです」
URLリンク(www.sankei.com)