【海外】ドン・ペリニョンもシャンパンクーラーとして認めた「日本の桶」 高額でも飛ぶように売れる日本の伝統工芸品at NEWSPLUS
【海外】ドン・ペリニョンもシャンパンクーラーとして認めた「日本の桶」 高額でも飛ぶように売れる日本の伝統工芸品 - 暇つぶし2ch2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/02/16 15:51:15.99
>>1より

・ドン・ペリニョンの目にとまったシャンパンクーラー

けれど、3代目の周士さんはさらにその先に行こうとしている。

「訪ねてきたイギリスのジャーナリストが言いました。『おひつはたしかに美しい。
けれど、博物館で鑑賞するようになったとしても、これを一般のイギリス人が買うことはまずない』と。
それならばどうしても、いまの生活で使えるものを作らなければならない。そんななかで
生まれたのがシャンパンクーラーです」

これには、「レスプリ・ダルチザン」の母体である京都の会社「リンクアップ」が関わっている。

「リンクアップ」のプロデューサーと一緒に桶以外の用途のものを開発しようとして浮かんだのが
シャンパンクーラー。しかも、桶のイメージから飛躍したフォルムにすることが求められた。

以来、中川さんの試行錯誤が始まる。これぞと思って持って行っても、ことごとくダメ出しされた。

桶作りの技術は丸い形にととのえるのが前提。楕円形にするには根本的な構造から見直す必要があったし
、両端を鋭角にすると箍が角に食い込んで木肌を傷めるというような失敗もあった。

苦難の末にたどり着いたのは、カーブを描いた側面が上にいくにつれて扇のように開き、
しかも口の両端を尖らせた形。

「これでダメだったら、もうやめようと思っていました」

苦節2年を経て、中川さんのシャンパンクーラーは完成した。そしてそれが「ドン・ペリニョン」の
最高醸造責任者の目にとまり、2010年には「ドン・ペリニョン」オフィシャルシャンパンクーラー
として数百の単位での契約が成立したのである。

2年にわたる試行錯誤を経て誕生したシャンパンクーラー。2010年から2年間は、ドン・ペリニョン
とだけの独占契約。表面にドン・ペリニョンのロゴを記して納められた。それ以降は一般販売と
なったが、入手までに数カ月待ちという状態
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

シャンパンクーラーは、無垢の檜、高野槇だけでなく、漆塗り、藍染めのものも試作している。
ちなみに、パリのこのギャラリーでの無垢の檜のシャンパンクーラーの価格は850ユーロ(約11万円)
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)

・100万円の椅子を求めて京都中を探しまわったアメリカ人

「このシャンパンクーラーを作っていなかったら、祖父や父の時代のものから出ることはなかったと思う」と、
中川さんは振り返る。それからは見本市や展覧会に出品するために、頻繁に海外に出向くようになった。

「いまの日本は伝統工芸品に対する評価が低い。高額にすると売れません。昔、芸術家にパトロンが
付いて経済的に支援されていた時代、アルチザンの地位は保たれていた。でもいまはそれがない。
ところが、海外に目を転じれば、高額でも買う人が確実にいるのです」

たとえば、デンマーク人のデザイナーとコラボレーションした椅子。
神代杉を材料にしたものに彼は100万円の値を付けた。

「売れなくてもいい」というくらいの価格設定だった。ところが、限定5脚のつもりが、
今までに6脚売れてしまったのだ。買い手はアメリカ、フランス、香港の人。

「アメリカ人は、とあるウェブマガジンに紹介されたわたしの記事に感動して、どうしても
この職人に会いたいと、プリントアウトしたその小さな記事をたよりに京都中探したそうです」
>>3


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