【経済】スクープ! 中国人の「産業スパイ」被害に遭った社長が実名告白「我が社はこうして機密を盗まれた」 at NEWSPLUS
【経済】スクープ! 中国人の「産業スパイ」被害に遭った社長が実名告白「我が社はこうして機密を盗まれた」  - 暇つぶし2ch2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/02/13 13:01:11.74
>>1より

・裁判当日に裏切られた

その翌年、同じ業界の知人から衝撃的な話を聞きました。昆明の郊外に、うちの会社と同じような工場が操業していて、
アスタキサンチンを製造しているというんです。しかも、その製品を日本の企業に販売している、と。

すぐに調査に行くと、たしかにそのコピー工場は存在しました。外観は、うちの工場と瓜二つ。
企業のホームページには、アスタキサンチンの製造技術で4件の実用新案を申請していると記されていました。
内容を調べると、うちが開発した技術そのもの。発明者には、辞めていったBの名前が入っていました。

驚くべきは、出願した日が、Bが辞める3ヵ月前だったことです。Bは在籍中に情報を盗み、実用新案を申請していたわけです。
うちの中国工場のパソコンを調べると、新工場を立ち上げるための企画書などが大量に出てきました。
残業していると思っていたら、こうした資料を社内で夜ごと作っていたようです。

さらに、コピー工場で作られたアスタキサンチンを日本で販売しているD社(中国企業の日本法人)は、
Aが社長を務めていたんです。我が社の得意先にも、うちより安く製品を卸していました。
向こうは研究開発費がかかっていないのですから、どう頑張っても価格では勝てるわけがありません。
AとBはグルになっていたのです。愕然としました。

アスタキサンチンの培養技術について、我が社はあえて実用新案の申請をしていませんでした。
なぜなら中国では、特許や実用新案を取得すると、その技術は誰でも閲覧できるWeb上に公開されてしまうんです。
申請者が権利を持っていても、中国では無断で真似されるのがオチですから、技術は秘匿しておこうと判断しました。
もちろん、AやBが入社する際には秘密保持契約を結んでいましたが、まったく意味はなかった。

我々は弁護士に相談して、裁判を起こすことにしました。訴えは、昆明市の中級人民法院(地裁)に受理されましたが、
正直、勝てる自信はありませんでした。人治国家の中国では正義が勝つとは限りませんから。
しかも、コピー工場のある昆明市近郊の石林という地域は観光以外に産業がなく、工場が地元の雇用創出に一役買っていた。
石林当局も工場は無くしたくないと思うはずです。

その時期、Bの紹介で入社したCはまだ弊社に在籍していました。裁判に備えて、法律事務所でCの調書も取っていて、
Bが新工場の設立を計画していたことなどを証言しています。それは正式な証拠として裁判所に採用されていた。

ところが、裁判の当日に裏切られました。朝8時に私が宿泊していたホテルに車で迎えに来るように、
Cに指示していたのですが、何分待っても来ない。仕方なく自分で裁判所まで行くと、なんとCは被告人らと
一緒にやって来たんです。前日の夜にBから言いくるめられたようでした。Cをその日に解雇しました。>>3


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