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【国際】日本の近くにある脅威:東南アジアに潜むISILの影 多くのジハード参加者を生むインドネシア、テロリストの交差点となるマレーシア - 暇つぶし2ch2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/02/10 08:47:28.36
>>1より

潤沢な資金力が武器のISILは、身代金や中近東地域の原油密輸などで年間5000万ドル以上稼いでいる上、
マレーシアなど東南アジア諸国の過激派組織と協働し、ジハーディストの確保や資金援助集めで勢力拡大を図っているからだ。

こうしてISILが台頭する中、マレーシアなどではISIL関係者の逮捕が相次いで報告されるようになった。

昨年末には、ISIL戦闘員のインドネシア人12人が逮捕された。マレーシアの国家警察によると、
マレーシアを経由してトルコからシリアへの入国を策略していた同戦闘員らは、ジャカルタですでに
トルコへの渡航ビザも取得し、マレーシアに数カ月滞在後、シリアに渡る計画だったという。

その中には5歳の子供も含まれ、その手引きをしていた元締めが、元JI幹部で米国を含む数カ国で
国際指名手配され、現在収監中のテロリスト、ハムバリに近いJI関係者だという
(参考:UN Security Council Committee)。

インドネシアの反テロ対策を指揮する政府高官は「昨年下半期でインドネシアのIS戦闘員は3倍以上に
膨れ上がった」と指摘した上、「これまで514人がインドネシアからシリアやイラクに戦闘員として渡った。
その多くは学生や労働者と偽って渡航しているケースで、マレーシアなど近隣諸国にすでに滞在している
インドネシア人だ」と明かす。

さらに、日本企業の現地法人や工場があるマレーシアのセランゴール州で、ISへの資金調達容疑で
マレーシア人3人が逮捕された。3人は役所職員やイベント会社のマネージャーで、ISIL支援の目的で
フェイスブックを通じ資金調達活動を実施。また、シリアなどでのISILのジハード参加を希望する
マレーシア人テロ義勇兵派遣目的の募金活動も行っていた。

また別件では、同州でISILの新規メンバーのリクルート活動を展開していたマレーシア人14人も逮捕。
うち1人は、シリアでISILのテロ活動にすでに参加、帰国後、マレーシアでのISIL支援拡大を画策していたという。

さらにテロ専門家は、マレーシア人のISIL参加者が、金融機関などからの融資を通じ渡航費用などを
調達している実態も明らかにした。今年に入って、ISILに参加した2人の女性が、民間融資で資金を
調達していることが発覚。1人は大手銀行のRHB銀行から2万リンギ(約66万円)、もう1人は政府認可の
金融機関から6千リンギ(約20万円)、それぞれ「個人融資」を受けていた。

こうした金融機関の融資審査を“すり抜け”、ISILへの渡航費用などを捻出する方法は、
マレーシアに居住するIS関係者が指示を出していると見られている。

また、最近ではイスラム教の宗教学校が過激派の養成所になっていないか警戒が強められているが、
マレーシア治安当局は「ISILへの参加者や賛同者が後を絶たない」と深刻だ。

昨年4月から6月には、政府関連施設やビール醸造工場のカールスバーグ襲撃を計画していたIS関係者19人を逮捕。
シリアやイラクのIS拠点でテロ活動を行っているマレーシア人のジハーディストは、当局が把握してるだけで60人に上る。

しかし実際は数百人以上(米政府筋)と見られ、1月末、マレーシア当局は「120人のテロ戦闘員や支持者を
渡航直前に拘留した」と明らかにした。また、国連は昨年、シリアでISILに参加のマレーシア人15人、
また、別のマレーシア人がイラク警察のSWAT本部でそれぞれ自爆テロを決行したと発表。
彼らはISのテロ活動の中心的役割を担いつつある。(以下略)

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)


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