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>>1より
後藤さんの妻は、声明の中で、昨年12月2日からイスラム国側と電子メールでやりとり
してきたことも明かしている。数度にわたる接触で、イスラム国側が後藤さんの妻に
「利用価値がある」と踏んだ可能性もある。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「後藤さんの奥さんは日本政府よりも先にイスラム国と
コンタクトを取ってきた。その過程で、イスラム国側は、英語が堪能でヨルダンで過ごした
こともあるという彼女が有能であると考えたのだろう。米国をはじめとした有志連合の攻撃で
イスラム国は弱体化の一途をたどっている。是が非でも後藤さんを使ってリシャウィ死刑囚を
釈放させ、世界にその存在をアピールしたい。その最終手段として奥さんに声明を発表させた
のではないか」と分析している。
■後藤さん妻声明要旨
私はシリアのグループに拘束されているジャーナリスト、後藤健二の妻です。
彼は、2014年10月25日に私から引き離され、私は彼の救出のために舞台裏で
精力的に取り組んできました。
夫と私には幼い2人の娘がいます。健二が出発したとき、赤ちゃんはまだ生まれて3週間でした。
まだ2歳である長女が、再び父親に会えることを願っています。2人とも父親のもとで成長してほしい。
私の夫は人々の窮状を伝えるためにシリアに行きました。人の良い、正直な人です。
夫は湯川遥菜さんを捜そうとしたのかもしれません。私は遥菜さんの死を本当に悲しく思います。
私の思いは彼の家族とともにあります。
健二がトラブルに巻き込まれたことを知ったのは12月2日に拘束したグループからメールを
受け取ったときでした。
その後、グループとの間でメールのやり取りがありましたが、過去20時間の間に誘拐犯は、
最新で最後と思われるものを私に送信してきました。
「あなたがこのメッセージを世界のメディアに公表しなければ、健二は次(の犠牲者)になるだろう。
29日の日没までにリシャウィ死刑囚をトルコ国境で健二と交換する準備ができない場合、
ヨルダンのパイロットは直ちに処刑されるだろう」
私は、これは夫の最後のチャンスであることを恐れています。2人の男性の運命は
ヨルダンと日本政府の手にあることを理解していただけるよう願います。
私はヨルダンと日本の政府の努力に感謝します。両国の人々の思いやりに感謝します。
私の家族はヨルダンにいて、私は12歳までアンマンの学校に通いました。私はヨルダンと
ヨルダンの人々に深い愛情と思い出を持っています。
夫とヨルダンのパイロット、モアズ・カサスベ中尉の生存を祈っています。
※原文は英語。フリージャーナリストと家族を支援する国際NGO団体
「ローリー・ペック・トラスト」のサイトから
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