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■日本は欧州の移民政策の失敗に学び、愚かな実験をすべきではない
日本でも、大量に移民を受け入れるべきだという考え方があるのは、非常に危惧します。
特に自民党の中にそういう考え方の人も多い。
日本が好きで、文化を尊重し、日本に同化して暮らす方は大歓迎です。最近ではインド人が多い。
IT系のエンジニアが多いですが、頭もよく教育もある、子どものしつけなどもいい。
私の住む江戸川区の南には多いんですが、マナーもしっかりしている。
ゴミを捨てたり、路上で子どもにおしっこをさせたりとかしません。
しかし、そういうことをする人もいるんです。そういう人たちは初めから受け入れないほうがいい。
日本社会の中の異分子になるわけですから。
移民をある程度の範囲内で受け入れることには反対ではないですけど、やはり日本が好きで、
日本文化に憧れて、日本に住みたいなと思ってくれる人でなければ。
例えば、インドネシアのイスラムは穏健な人たちで、また非常に親日的な国でもあります。
トルコもそうです。イスラム教だけど日本が好きです。
そういう人たちが日本に来て仲良くやりたいというのはたいへん結構なことです。
ところが、日本の仏教は偶像崇拝だからといって、お寺の仏像を壊すと。
実際、浅草の浅草寺でこのあいだそういう事件がありました。お互いの宗教を尊重するという
ことを分かってくれる人でないと困ります。それならば来てもらわなくていい。
また、反日の国から移民を入れるとなるとたいへんなことになります。
経済のことはともかくとして、人口減少を単にアジアからの移民で補おうとすれば、
とんでもない問題が生じてきます。それは英国やフランス、ドイツ、スウェーデンなどの失敗で明らかです。
そういう例があるんですから、実験する必要はない。日本は愚かなことはしないほうがいいと思います。
■言論に対しては言論で闘うべし。慰安婦問題での提訴はおかしい
言論に対しては言論で闘うべきです。フランスの週刊紙シャルリ・エブドが、
仮にそれをサウジアラビアで配ったら、逮捕されます。サウジアラビアは宗教国家だから当然です。
だけどフランスでは、言論に対しては言論で闘うというのが近代社会のいちおう約束ですから、
それは守ってもらわないと困る。暴力を振るうというのは否定されるべきです。
言論に関連して言いますと、これはテロではないけれど、最近、元朝日新聞記者の植村隆さんが
西岡力先生(東京基督教大学教授)を訴えた。これもおかしな話で、権力によって相手の言論を封じ込めようとしている。
我われは慰安婦問題で闘っています。植村隆さんは明らかに事実の歪曲、改竄、捏造をやったと思いますが、
それに対して裁判を起こすことはしない。もちろん暴力も振るわない。あなたの言っていることは間違っていますよと。
言論の間違いは言論でただす。言論の自由というのはそういうものでしょう。
それを実力行使というか、暴力ではないけれど、権力でもって自分の気にくわない言論を封じ込めようというのは、
これは全体主義ですよ。権威主義です。そういうファシズム的な発想、彼らは左だからスターリン主義というのか、それはおかしい。
西岡さんサイドは、植村氏に対して何回も公開討論をやりましょうと言っています。国民の前で議論して、
白黒つけようという議論をしている時に、裁判に訴える。おかしなことですね。
言論に関してもう一つ。中国、韓国に対して、言論に対する言論の活動をやらなければいけません。
安倍政権もようやく国際広報が大事であるということで少し予算をつけるようです。
しかし、「ジャパン・ハウス」なんていうのをつくるという話で、これはどう見ても予算のムダ遣いだと思います。
我われ民間人がやっている活動をもっともっと応援していただきたい。
慰安婦問題でも、「慰安婦の真実」国民運動というのがあります。
良心的な方たちがおカネを持ち寄って自腹を切ってやっている。
私も米国に行って何回も講演をしたり、YouTubeで英語で1時間くらいしゃべっています。
すごく評判がよくて、日本の意見に賛成という人が多い。ちゃんと説明すれば、世界に通用するんです。
日本はいままでそれを勇気を持ってやろうとしなかった。これは大きく踏み出さなくてはいけないし、
民間に財団みたいなものをつくって、そういう活動を政府や大企業がどんどん支援していただきたいですね。