【政治】日本の食文化の食材の素晴らしさを味わってもらいたい「官邸のおもてなし」で安倍首相が発信する「日本の食」at NEWSPLUS
【政治】日本の食文化の食材の素晴らしさを味わってもらいたい「官邸のおもてなし」で安倍首相が発信する「日本の食」 - 暇つぶし2ch2:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
15/01/20 17:45:21.02
>>1より

首相は農水省から出向している参事官に資料を作らせると、驚くことが分かった。
主席総理秘書官の飯島勲氏がその著『小泉官邸秘録』でこのことを書いている。

「この頃(02年)の農水省の対応は、全く輸出ということに目が向いていない状況だった......。
日本から輸出している品目もろくに把握しておらず、輸出関連予算に至ってはだんだん減ってきていて、
この年からなくなるような状況であった」

飯島氏によると、これ以後、小泉首相は機会あるごとに農業を話題に取り上げ、頑張っている農業者の話をし、
これが浸透して農水省も重い腰を上げ、外国で見本市を開いたり、アンテナショップを支援し始めたという。

小泉首相の言動を近くで見ていた安倍氏もいろいろ感じ取ったはずである。農水省を饗宴に
関与させたのにはこうした下地もあったと私は見ている。

■官邸担当者の悩み

ちなみに安倍首相は外遊に際しても、折々に訪問先で和食レセプションを開き、
日本の食文化と農産品のPRに余念がないが、これを仕切るのも農水省である。

昨年9月には、ニューヨークの国連総会に出席した機会を利用し、国連の日本大使公邸で和食レセプションを開いた。
米国人シェフが日本を訪問し、日本で選んだ食材を用いた料理を提供するとのコンセプトで和食を振る舞い、
総会に来ていた各国の首脳のほか、米連邦議会議員や大学関係者ら270人が出席して料理に舌鼓を打った。
その前の5月の訪仏では、パリの日本大使公邸で同様に和食レセプションを開き、オランド仏大統領とともに和食をPRした。

農水省がかかわるようになったことを官邸は歓迎する。ある担当者は、

「安倍首相になって饗宴回数が急増したが、頭が痛いのは饗宴費が予算をオーバーしていること。
ただデザートの果物と外国で開く和食レセプションは農水省予算なので助かっています」としみじみ語っていた。

西川恵
毎日新聞客員編集委員。1947年長崎県生れ。テヘラン、パリ、ローマの各支局長、外信部長、論説委員を経て、
今年3月まで専門編集委員。著書に『エリゼ宮の食卓』(新潮社、サントリー学芸賞)、本誌連載から生れた
『ワインと外交』(新潮新書)、『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社)、訳書に『超大国アメリカの文化力』
(岩波書店、共訳)などがある。2009年、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。本誌連載に加筆した
最新刊『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社)が発売中。


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