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★【歴史戦】20万人強制連行と平気で書く米作家の「慰安婦小説」 反日韓国系団体の米国浸透戦略が始まった
2015.1.16 07:00
【ロサンゼルス=中村将】旧日本軍による慰安婦強制連行をテーマにした米国人作家の小説
「ドーターズ・オブ・ザ・ドラゴン(竜の娘たち)」を、韓国系団体が米国社会に浸透
させようとしていることが分かった。文化を通じた反日宣伝の一環。自然な英文をもって
米世論に訴える戦略で、日本側はここでも後れを取っている。
小説はミネソタ州在住のウィリアム・アンドルーズ氏の作品で昨年1月に出版された。
主人公の朝鮮女性の姉妹が日本軍に連れ去られて「性奴隷」にされた後、戦争が終わり、
生き残った者たちの苦悩や家族愛、勇気を描いている。
小説に出てくる“史実”について、アンドルーズ氏は自身のホームページで
「できるだけ正確に書こうとした。多くの調査をし、さまざまな歴史学者に手伝ってもらったので、
『正確だ』といいたい」としているが、日本政府が公式に否定している「慰安婦の強制連行」や
「性奴隷」といった内容も史実としている。
あとがきには、「20万人のアジアの女性が強制連行された」などと韓国側の主張に沿った
記述が目立つほか、安倍晋三首相を「歴史修正主義者」とし、「過去から学ぶことはないようだ」
とも書かれている。
小説は約2万部売れているというが、関係者によれば、韓国系団体は昨秋以降、
米世論に浸透させる活動を展開。昨年10月にはバージニア州でサイン会を開催し、
12月には米紙ニューヨーク・タイムズの書評ページに広告が掲載された。
今月18日にも、慰安婦碑の設置が取り沙汰されているカリフォルニア州フラトン市の市立図書館で、
韓国系団体が主催してサイン会を開催する予定で、小説の売り上げの一部を
「旧日本軍の性奴隷となった被害者に寄付する」としている。
世論に訴えやすい文化作品を通じた反日宣伝をめぐっては、カリフォルニア州で昨年夏以降、
慰安婦漫画展が複数会場で開催された。慰安婦問題については、英語による米国社会向けの
説明が極めて少ないことも、日本側の課題となっている。
URLリンク(www.sankei.com)