14/09/30 22:22:50.79
>>1より
◆イギリス
一方のイギリスは、不法就労に厳しく対処しているため、観光地でさえも大道芸をやっている人をちらほら
見る程度で、行商の姿などみかけません。イタリアとフランスとは違うビッグベンやタワー・ブリッジといった
観光地は、安心して歩くことができました。
ただ平和な日常とは裏腹に、2011年にイギリスでは大規模な暴動が起きてます。街を見つめる監視カメラの
存在は否応なしに目に入るでしょう。そして、2013年にはアフリカ系のイスラム教徒に募金活動の英兵が惨殺
された事件や、現在でもシリア、イラクで活動するイスラム国に、イギリス出身かもしれないという兵士が参加し、
アメリカ人ジャーナリストを殺害したりと、イギリスといえ移民に関しては議論が絶えません。
◆問題は何なのか?
これからなし崩しの形で進められるだろう日本の移民受け入れですが、まずはイギリスのように秩序ある社会の
構築が大切でしょう。自由すぎるイタリアとフランスの現状を、日本に重ねたくはありません。
白昼に起きた逃亡劇。アフリカでもあったのですが、まさかフランスのパリで目撃するとは思ってもいませんでした。
何が起きたのかとのほほんとしている人もいましたが、周囲がざわついたら五感を集中させましょう。
URLリンク(i.gzn.jp)
ただ、上にも挙げたようにイギリスですら問題が存在しています。
現状ですら日本の外国人労働者は低賃金で経済を支えています。一世代なら「祖国に比べたらまし」と割り切る
事もできるでしょうが、二世代三世代となると比較対象は一般の日本の人たち。正規と非正規と所得格差も拡大し、
ブラック会社が蔓延する日本の現状を放置すれば、2005年のフランス、2011年のイギリス、2013年のスウェーデンと
同じ形の暴動に繋がりかねません。
これは即ち、移民が問題を起こすわけではなく、低所得だから問題に繋がると認識したいところ。
それを踏まえた上で、どのような社会を築いていくのか、深く考える必要があると思います。
それ以前に、まずは移民受け入れに対する世論の形成が先でしょうが……。