14/09/13 18:24:20.98
>>1より
■論じ続ける責務
私たちは、慰安婦問題の本質とは、戦時下の女性の尊厳や人権であり、取り組まなければならないのは被害者の
救済や日韓の和解であると主張してきました。
また、吉田調書を含め関係者の証言や記録の吟味は、日本の今後の原子力行政に欠かせない作業だとも考えています。
その意味でも、慰安婦問題や原発問題の議論が、自らの失態で後方に退いたり、ゆがんだりしたままにならないように
論じ続けることは、私たちの責務だと思っています。
もちろん、論じることを読者に説得力を持って受け止めていただくためには、反証となる事実や異論に謙虚になる
という原点を改めて心に刻まなければならないと痛感しています。
その自覚をもって、今の日本にとって重要な数々のほかの課題についても、私たちはこれからも社説などを通して
言論人としての使命を果たしていきます。批判に耳を傾けながら、多様な議論の発展に貢献したいと考えます。 (了)