14/09/03 03:30:11.40
>>1より
≪戦後平和思潮への帰依捨てよ≫
しかしながら、その脱皮には、2つの前提がある。それは、第1に「日本のナショナリズムに対する盲目的な批判」の
惰性から抜け出すことであり、第2に憲法第9条に体現される異様な戦後「平和」思潮への帰依を捨てることである。
これらの惰性や帰依は、どれほど知的な衣装を纏(まと)おうとも、現実の対外政策課題を前にした「思考停止と知的怠惰」
の反映に過ぎない。然(しか)るに、「普通の国」への動きに抵抗し続けるならば、そして「慰安婦虚報」を世人の誰もが
納得できる体裁で総括しないならば、朝日新聞の「『普通の国』のリベラル・ハト派メディア」への脱皮は遠のくであろうし、
そのメディアとしての「信頼性」は毀損(きそん)されたままになるであろう。朝日新聞にとっては、「慰安婦虚報」で
揺れる今が、その脱皮への好機かもしれない。
もっとも、朝日新聞が、その好機を生かせるかどうかは、定かではない。しかし、それができなければ、朝日新聞は、
メディアとしては「化石」のようなものになるだけであろう。それは、日本の言論全般にとっては、決して幸福なこと
ではあるまい。(さくらだ じゅん)